明日はきっと。

本やマンガのレビューなど。

2020年に読んだ本のおすすめ

1年ぶりにこんばんは…(挨拶) まさか去年の定例エントリを書いてから一度も書かないなんて思っていなかったんだ…。いろいろあったんですよ…(言い訳) 2020年は言わずともがな、世界の変わった1年で、公衆衛生とは、みたいなことをついつい考えてしまうよう…

2019年に読んだ本のおすすめ

先ほど下書きをお炊き上げしましたが、2019年もまもなく終わるということで、いつものエントリで締めたいと思います。 2019年は書こうと思って下書きを書き始めたのに全然アップしなかったということが多すぎたので、とても反省。でも元気がないんですよ…。…

2018年に読んだ本のおすすめ

おかげさまで2018年も無事に暮れようとしています。 今年もお世話になり、ありがとうございました。ということで、今年読んだ本からおすすめしたい本をピックアップしていきたいと思います。 昨年は終わりを迎えた作品が多かったですが、その分今年は新しい…

「死なないラインハルト」—十二国記初稿の報に寄せて

今週、衝撃的なニュースがありました。 十二国記の新作が、長篇が、舞台が戴の物語が、2019年に刊行されるというのです。「十二国記の日」に、嬉しいお知らせがあります。新作の第一稿が届きました!長年にわたりお待ちいただいた作品は、400字で約2500枚の…

2017年に読んだ本のおすすめ

というわけで、年末恒例の「今年読んだ本の中でおすすめのものを紹介する」記事でございます。 2017年は、一昨日更新した『アルスラーン戦記』や『ハヤテのごとく!』をはじめ、多くの長期連載やシリーズが終わったこともあり、寂寥感のある年末だったなあと…

31年の時を経て迎えた万感の結末

アルスラーン戦記が、完結しました。 天涯無限 アルスラーン戦記 16 (カッパ・ノベルス)作者: 田中芳樹出版社/メーカー: 光文社発売日: 2017/12/14メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログ (10件) を見る正直言って、告知が出たときには本当に…

2016年に読んだ本のおすすめ

まさか6月に更新して以来一度も更新することなく年末を迎えるとは…(挨拶) 今年は少しは更新頻度が上げられるかも、とぽつぽつネタは準備していたものの、気温やら体調やらで結果このようなことになってしまったのでした。今月は子どもの入院や胃腸炎などで…

キャラクターの生き様と死に様、そしてその受容の軌跡

※冒頭の時点でアニメ以降の部分のネタバレがすでに含まれる上、「続きを読む」以降は最新刊のネタバレになります。また、話の展開上「銀河英雄伝説」のネタバレも含まれますので、ご注意ください。※田中芳樹の中世ペルシャ風ファンタジー・アルスラーン戦記…

2014年に読んだ本のおすすめ

本当に今年読んだ本が少なくて、たぶん40冊くらい。しかもほとんどシリーズの続きものなんですが、今年読んでよかった本を何冊かピックアップ☆ 大倉崇裕「福家警部補の挨拶」創元推理文庫 福家警部補は今日も徹夜で捜査する。本への愛を貫く私設図書館長、退…

2013年に読んだ本のおすすめ まとめ

というわけで、毎年の恒例、読んだ本のなかでおすすめ本を紹介するエントリです。 今年はあまり新規に手を出せなかったように感じていて、というか、なかなか本を読む時間が確保できなくなってきてきついなあと。 昨年に引き続き、公式サイト等のあらすじを…

ラブコメ+オカルト+ミステリ=甘酸っぱい!「ホーンテッド・キャンパス」

5月にシリーズ新刊が出たタイミングで紹介すればよかったと思いつつ、「ホーンテッド・キャンパス」を簡単に紹介したいと思っていました。ほんと、余裕があれば5月のタイミングで書こうと思ってたんです。ほんと。 ホラーは味付け 本作は、第19回角川ホラー…

2012年の読んでよかった本のまとめ

昨年末に書けなかったので、まだ1月の今の内にまとめておこうと思います。恒例のあれです。 ※今年は各作品、公式サイトからあらすじを持ってきました。※ 辻村深月「ツナグ」 ツナグ (新潮文庫)作者: 辻村深月出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2012/08/27メデ…

最近の読了

そういえば、1巻で十分完結してるじゃん!と思って買ってなかった「ソードアート・オンライン」、既刊全巻読了しました。 なんかこう、読みたくなったんで…。あ、あと先日Twitterでこのミス大賞の隠し球で出版された「喫茶店タレーランの事件簿」についてち…

お勧めミステリを紹介してみる(海外編)(+国内編の追加)

コミケお疲れさまでした!(挨拶) 参加していた、というか、企画側に入っていた「ハヤテのごとく!のお茶会」は完売したとのことでしたが、今後書店委託や執事とらのあな9で頒布するとのことですので、ご興味のある方はぜひ。 さて、先日お勧めのミステリを…

#お勧めミステリを紹介してみる(国内編)

久しぶりにきっちり更新してみようと思った今日。 こんにちは。娘がお昼寝中なので時間に余裕ができたきよです。こういうちょっとの時間でどのくらいの更新ができるか、と思って編集画面を開いたのですが、短時間でマンガレビューは無理だなあと思ったので、…

『ドラフィル!』がおもしろかったので紹介する

先日書店でなんとなく文庫本コーナーを見ていたら、ふと目にとまって、開いてみたら最初の一文が気に入ったので購入した本がありまして。読み終わったらかなりよかったので紹介してみようと思った次第です。ドラフィル!―竜ヶ坂商店街オーケストラの英雄 (メ…

2011年の読んでよかった本のまとめ

いろいろあった(大震災に子どもの誕生になどなど)2011年もまもなく終わりですね。今年はろくに更新しなかったわけですが、来年も時々は更新しようと思っているので、その気持ちをこめて今年読んだ本でよかった本をまとめておこうと思います。 米澤穂信「氷…

2010年読んでよかった本まとめ

マジメに更新することも必要ですよね(挨拶) きよです。もうすぐ2010年も終わりますし、今年いろいろ読んだ中でよかった本、オススメしたい本を紹介してみたいなと思います。 なお、近年あたしは文庫ばっかりなので、文庫化されてから読んでいるものが多い…

12月の読了本

というわけで、毎月一回やってみている今月の読了本 by読書メーターです。 グラフはこんな感じ。 内容は続きからどうぞー。

2008年のきよ的おすすめあれこれ

べっ、別にカームさんがやってたから書いてるわけじゃないんだからねっ!もともと書こうと思ってただけなんだからっ!というわけで、きよ的2008年のあれがよかった、これがよかった、をまとめてみたいと思います。エロゲ・マンガ・小説の3分野ですかね。いか…

11月の読了本

読了本を晒す月1回の行事の時間です。もう12月なのか…。ちなみに11月のメーターはこんな感じです。中身は続きからどうぞ。

十二国記:「死なないラインハルト」という概念

来月予定のはしきよラジオの課題図書の中に、小野不由美「十二国記」が入っているので前書き的に書いてみる。こ今年の8月にmixiで書いたものに加筆訂正したものです。この辺は既出だよねーなどと思いつつもたまにはこういうのもいいですよね。十二国記と田中…

凍りのくじら

凍りのくじら (講談社文庫)作者: 辻村深月出版社/メーカー: 講談社発売日: 2008/11/14メディア: 文庫購入: 4人 クリック: 45回この商品を含むブログ (143件) を見る読了。久しぶりに手放しで人にオススメできる作品だと思って何か書きたいけど書けない…!く…

10月の読了本

読書メーターのまとめ機能を使って10月の読了本を晒してみるテスト。

“文学少女”シリーズ:文学への入り口になりうるライトノベル

夏コミの頃から読み始めていた野村美月先生の“文学少女”シリーズを読み終わったのでなんとなく備忘録的に感想など。 文学作品をネタ本にするという英断 “文学少女”シリーズというのは、本を―――物語が描かれた原稿用紙を―――紙ごと食べる遠子先輩と、文芸部の…

空の境界

空の境界(上) (講談社文庫)作者: 奈須きのこ出版社/メーカー: 講談社発売日: 2007/11/15メディア: 文庫購入: 6人 クリック: 108回この商品を含むブログ (225件) を見る空の境界(中) (講談社文庫)作者: 奈須きのこ,武内崇出版社/メーカー: 講談社発売日: 2007…

IN★POCKET10月号で、小畑健先生榎木津礼二郎を描く。

みなさんは「IN★POCKET」という情報誌をご存じでしょうか? 毎月15日の講談社文庫の発売日にあわせて、講談社文庫を中心に文庫の情報を伝える200円の小雑誌です。意外にいい企画が組まれているので、文庫好きや好きな小説家がいる方は時々チェックするとニヤ…

百器徒然袋―風。やっぱり京極夏彦はすごい。

久しぶりに文庫本の感想を。たまにはちゃんと活字を読んでいるということで。実際最近はマンガが多いので、時々でもちゃんと文庫本を読んでいきたいものです。文庫版 百器徒然袋 風 (講談社文庫)作者: 京極夏彦出版社/メーカー: 講談社発売日: 2007/10/16メ…

少年サンデー公式ガイドハヤテのごとく!レビュー:1600円は高いって!

ハヤテのごとく!―少年サンデー公式ガイド (少年サンデーコミックススペシャル)作者: 畑健二郎出版社/メーカー: 小学館発売日: 2007/06/18メディア: コミック クリック: 7回この商品を含むブログ (74件) を見るあぁ―――凛かわいいよ凛!(挨拶)*1 ハヤテにFat…

チルドレン

チルドレン (講談社文庫)作者: 伊坂幸太郎出版社/メーカー: 講談社発売日: 2007/05/15メディア: 文庫購入: 7人 クリック: 68回この商品を含むブログ (451件) を見る伊坂幸太郎の「連作短編集の皮をかぶった長編」。とりあえず伊坂は文庫で読むことにしている…