ハヤテのごとく！138話感想：今週のマリアさんは白！…な、なんだってー！！
ああ…こんなに感想を書きたいと思った回は久しぶりです（挨拶）
巻頭カラーはゆるい話か何かのシリーズの始まりかのどちらかなんですねという今週のハヤテのごとく！「真夏の夜に咲き誇る花火。明るく短い一生がモットーです…？第138話『Keep On Dreaming』」の感想です。
ナギの一大決意とは
さて、先週号（34号）の次号予告で「ナギが一大決意」という文言がありました。で、どーせ学校だろｗｗｗみたいな声が結構あったんですが、それを外して来ました。さすが畑先生…。
しかも、その決意はこの前の（ナギにとっては）何気ない、「宝くじを燃やした」というそれっきりっぽかった回*1を伏線にした決意。それは
「バイトして貯めたお金でハヤテへの誕生日プレゼントを買う」
というもの。バイトを決意する段階でもうHIKIKOMORIという属性がなくなったのではないかと思ってしまうほどの重大決意です。そもそもワガママお嬢さまにバイトができるのかという。それでも、一度決めたらやる。それが三千院クオリティなのです。
西沢さん、2ヶ月ぶりの登場
第127話*2以来の登場となった西沢さん。下田編の後、結局彼女は自転車を宅急便で送って電車で帰ってきたということで、残金がハヤテほどではないとはいえかなり厳しい状態でした。
ということで、おこずかい値上げ要求をしにいくも、あえなく撃沈。バイトを探すことになります。
久しぶりの西沢さん母の登場でしたが、やっぱり普通だなあ…。
ところで、ナギを雇うのは法律で禁止されているんですが？
ハヤテがナギについて
「いくら高校生とはいえ13歳」
と言い、バイト探しの難しさを呟いていましたが、労働基準法を開くと書いてあるのです。
（最低年齢）
第56条 使用者は、児童が満15歳に達した日以後の最初の3月31日が終了するまで、これを使用してはならない。
２ 前項の規定にかかわらず、別表第1第1号から第5号までに掲げる事業以外の事業に係る職業で、児童の健康及び福祉に有害でなく、かつその労働が軽易なものについては、行政官庁の許可を受けて、満13歳以上の児童をその者の修学時間外に使用することができる。映画の製作又は演劇の事業については、満13歳に満たない児童についても、同様とする。
ということで、労働基準法第56条で児童の雇用年齢の下限が定められているのです。まだ13歳のナギは、同56条2項の条件に適合する場合に限り雇用が認められるのですが、基本的にはこの条文に抵触するのでバイトできません。
まあそれはさておき、ヒナギクも出たね。
僕は一番大好きなキャラが出たからといって、大喜びを前面に出した感想を書くわけではありません。しかし、今週はどうしても書きたかった。なぜって？
なんて真っ平らな胸！！
137話のまとめでヒナギクの胸のなさをネタにしたばっかりだったので、あまりのタイミングの良さに吹き出しました。ま、貧乳はステータスですからいいんですけど。
で、北斗がナギを雇うという展開になるのですか。
人不足を懸念した加賀北斗氏が、ハヤテの有能さを思い出して頼み込むというスゴイ展開。一瞬ハヤテの電話の相手はヒナギクかと思いましたが、そんなことはないですよね。北斗でしょう。んで、マリアさんがナギをバイトさせるという条件でハヤテのバイトをOKするという、割とスマートな展開でした。
とりあえず、北斗は労働基準法を読んできなさい。喫茶店は労働基準法の別表第1第14号に該当するから、行政官庁の許可を得ればナギを雇用することができます。まあ三千院家の力がバックにあるので許可は下りるでしょうから、さっさと許可を取ってきなさいｗ
4月3日
ナギの初出勤が4月3日ということだったので、前回の2chのカキコはやはり畑先生のうっかりミスだったことが判明しました。それにしても…もしかしなくても咲夜の誕生日はスルー？
そしてもう一人の新たなるバイト。それは西沢歩。
更衣室でナギが出会ったのは西沢さんでした。しかも着替え中の。
2週連続のブラチラｷﾀ━━━━━━(ﾟ∀ﾟ≡(ﾟ∀ﾟ≡ﾟ∀ﾟ)≡ﾟ∀ﾟ)━━━━━━!!
いやあ、いいものを拝ませていただきました。
マリアさんについて
今週のマリアさんは久しぶりのどちらかといえば白いマリアさん。有能かつ頭のまわるメイドさんとしての面が強調されていました。特に、ナギが自らバイトをすることを決意したあたりから、マリアさんの母性的な面を見れたという感じです。
こういう面があってこそ黒さが目立つのでネタ的にもうれしかったのですが、マリアさんがナギにとってとても大事な人であるように、マリアさんもナギのことをとても大事に思っているという描写を久しぶりに見れたことがうれしかったです。
たまにはこういうこと書いてもいいよね？
さて、今週の絶望先生では、ハヤテが直球でネタにされていましたね。
……。
拡大してみました。
さすがは久米田先生。やることが違います。
付け加え。
今週の絶望先生は「過保護社会」がネタだったので、いろいろできそうだったんですけどやめておきました。
