ハヤテのごとく!164話:恋する少女の物語
さて今週のハヤテのごとく!「第164話『MAGICAL:LABYRINTH』技術も発達すると魔法と区別がつかないそうです。」の感想、いってみたいと思います。それにしても、ヒナギクメインになるともう…何というか……ラブコメ一色ですね。なんだか甘酸っぱい気分になりましたよ!
三千院家執事・綾崎ハヤテの本気
映画館のボロさとダメさのダブルパンチでヒナギクの機嫌を損ねたと思ったハヤテ。それを挽回すべくハヤテがヒナギクに持ちかけたのは、「海へ行きませんか?」でした。(ここまで先週のあらすじ)
ということで今週の冒頭、ヒナギクに誘いを持ちかけるところにハヤテの本気がかいま見えたのでした。
ハヤテの本気:営業スマイル
なんという気合いの入った営業スマイル…。さすがは年若くして様々なバイトをこなしてきただけのことはありますね!
ハヤテの本気:定番スポット
なんかヒナギクを本気で落としにかかってる感じがするんですが…w
そして連れて行った先は、なんと某ネズミの王国でした。
だいたい3ページで「舞浜」って駅名書いておいて、「千葉県某所だけど関係ないから!」とか説得力薄いですぜ畑先生…!だが、それがいい。
それはさておき、桂家というそこそこのお金持ちな家の養女たるヒナギクさんは、デ●ズ●ーラ●ドに行ったことがなかったのでした。これはちょっとした驚きです。はじめてのディ●ニ●ラン●は、確かに鉄板ですね。僕も何度か行ったことがありますが、お客を楽しませる、お客に夢を見させるという観点においてあのテーマパークはやっぱすごいものがあると思います。
そんなところに来てしまったら、さしものツンデレヒロインも陥落してしまいます。
ちなみにハヤテは、西沢さんと来たことがあるみたいです。
どうやらハヤテは西沢さんと。チケットが余ったから、ということですけど、これ西沢さんがそれを口実にしてハヤテを誘ったに違いない。そしてデートしようとしたに違いない。いや絶対そうだ!僕にはそうだとしか考えられません。すなわち、なかなかデートしようと言い出せない西沢さんにクラスメイトが見かねて西沢さんにデ●ズ●ーのパスポートを渡して、「余ったから行こうって言って誘え」と入れ知恵されて、そしてハヤテを誘い出してデートしたに違いないのです*1。
いつかそのあたりも語ってくれないかなあ畑先生。
「なんだか、本当に魔法にかかったみたい」
か…かわいい……。
なんとなくヒナギクらしいようなそうでないような、でも心から楽しんでいるからこそ出る笑顔。
そしてそんな笑顔を見てハヤテ
あれ?ちょっと凛々しくね?ってかちょいかっこよさげに見える…。こっ、これが天然ジゴロの力かっ!!
と思わせるハヤテの笑顔でした。
しっかし、このコマはいいですね。素直たらんとして無理をしてきたヒナギクが心から見せた笑顔と、それを見ての「今日初めてヒナギクさんに会えた気がします」というセリフはとてもよかったです。
そしてそんな笑顔があるからこそ、そのあとのヒナギクの「ハヤテと一緒だから、楽しい」というセリフにつながっていくような気がします。
いやぁ…ラブコメだなあ……。
楽しい時間は過ぎ去って
閉園時間を迎え、魔法の国を出た2人。ここでヒナギクは、ハヤテに今回自分を誘った理由を尋ねました。ハヤテの答えは…
「頼まれたんですよ…花菱さんたちに。」
ちょwwwそこでぶっちゃけるのかハヤテwwwwww
もっとも、ここで怒るかと思われたヒナギクはただ落ち込むだけ。まだデ●ズ●ーの魔法にかかっているようでした。
そんなヒナギクに、自分もヒナギクと一緒だったからこそ楽しめたと告げてヒナギクを持ち上げるハヤテ。本当に天然ジゴロです。どう育ったらこうなるのか、怒らないからお兄さんに教えてごらん?
と、こうしてハヤテとヒナギクとの初デートが終わりを告げようとしている中、ハヤテは重大なことを一つ告げます、と誤解を招いておいて
「帰りの電車賃…貸してくれませんか?」
落とすのでした。
ま、ギャグマンガですからね。オチは必要です。そしてそれにようやく怒りを示してハヤテをたたきのめすヒナギク。うん。いい感じです。