明日はきっと。

本やマンガのレビューなど。

ハヤテのごとく!第165話:ある意味憧れるオタライフです

今週のハヤテのごとく!「男の城!!大人の隠れ家!!でも実現した夢はなぜか色あせるもの。『オタクの迷い道』という第165話、です。」の感想を書いていこうと思いますが、何というか…こう…ケンカを売られている気がしないでもない今週です。ちなみに今週は時間がちょっと巻き戻っていることを「前号まで」で宣言されてます。それをふまえて読まないとちょっととまどいそうな話でした。

今週のメインは薫京ノ介。白皇学院の体育教師で、オタクです。

薫先生といえば、白皇学院で体育教師をしている、職員室でガンプラを作っている*1雪路一筋な変わり者一途な先生です。薫先生がずっと恋心を抱いている雪路には、「あなたみたいな二次元ジゴロになんて興味ないわよ」と言われ*2、報われない想いを胸に可哀想な日々を送るオタクです。そんな薫先生の日常が今週、明らかに!需要なさそうだなおい!

今晒される、白皇学院若手教師の月収


……


………

月収45万程度だから、同年齢で言えばそこそこもらっている方だと思う。

ちょっと待て薫京ノ介28歳で月収45万って、そこそこじゃなくて多い方だろ!?しかも教師だろ!!??そもそも月収40万越えってたぶん30代に入ってから達成するものだと思うんだけどねえ!僕と2つしか年齢変わらないけど、僕より15万25万以上*3多いよ!?ねぇ!ケンカ売ってるよね!!????買うよ?このケンカ買っちゃうよ!!??


失礼。取り乱しました。
しかし驚くべきは白皇学院なのです。おそらく雪路も同程度の月収と考えられますが、それでいてまったくお金がないわけです。つまり雪路は酒を飲むために毎月45万を使い果たしていると思われます。おそるべきアルコール依存…。
そして薫先生は部屋中をガンプラやフィギュアで埋め尽くしてしまっているのでした。確かにそれだけの収入があれば、そこまでできるよなあという気がします。僕はガンプラとフィギュアに興味ないですけど、でもうらやましぃー。

牧村さんに傷をえぐられる。読者もえぐられる。

雪路がマジメに授業計画を立てているところはスルーしまして、牧村さんに彼氏いるかと問いかける薫先生。我々読者は、牧村さんの彼氏というのが介護ロボのエイトであることを知っているわけですが、それを知らない作中人物はみな驚くわけです。そして同棲という大人な響きに惑わされる薫先生。そんな薫先生は牧村さんに「とうすればモテるのか」と問いかけるのでした。






酷い…酷いよ牧村さん……。僕らを「つまらない人間」だと断じるんですね……。そうですね…存在感もないし…しくしく。

高校時代の雪路現る

そんな落ち込むさなか、薫先生は高校時代を振り返るのです。すなわち、薫先生が雪路というダメ人間を好きになった理由が明かされるのです!




うっわ!ちょっとかわいいんじゃねこれ!しかもプラモ見て「よくできてるじゃん」って言ってくれる女の子ですよ!確かに…これは好きになってしまうかもしれません。
ちなみにこの制服は今まで出てきたどの高校の制服とも一致しないので、昨日ハヤテニュースで取り上げたこの考察は残念ながらはずれた模様です。

それにしても、高校時代の雪路はやはり人気者だったようで、立ち位置も妹のヒナギクに近いものであったようです。だからといって


これはひどいwwww少なくともヒナギクはバカではない気がします。あ、でもどことなくバカかも。

久々に日比野文登場。相変わらずの思いこみ少女っぷりに涙が出てきます。

何週かぶりに出てきた日比野文ですが、なんというか…うん。ひどいね。これは。人の話を聞かないというアビリティが発動しまくっています。これはシャルナちゃんが可哀想ですね。毎回こんだけツッコんだ上にツッコミがスルーされたりしたら泣いてしまいます。

「時間がたちすぎて好きと言えない」

時間の経過は、忘れさせてくれることもあるししたいことをできなくさせる効果もある。とても難しいですね。

「若いうちは…勢いで誘えばいいんだよ!!」

ヒナギクを誘うのが恥ずかしくなってきたハヤテを後押しするセリフ。女の子を誘ったことのない薫先生だけれども、以前雪路を誘うことができなかった後悔がなんとなくにじみ出ていて説得力を醸し出している感じですね。
薫先生にはがんばってほしい、と思える瞬間でした。

まとめ

  • おもしろかったけど感想書きにくかったです
  • 薫先生がんばって!
  • でもその収入はむかつく。

*1:第35話(4巻4話)参照。

*2:第86話(9巻1話)参照

*3:2/28追記:よくよく考えたら計算間違ってました。よっぽど僕焦ってたんですね。お馬鹿さんでした。