ハヤテのごとく!172話:「予定は未定」というサブタイトルはまさにハヤテのごとく!そのもの
さて、そろそろ終わると思われた瀬川家編が実はまだ続いていた今週のハヤテのごとく!「囚われの少女を救うために戦うという執事活動。第172話『予定は未定』」の感想です。サブタイトルの元ネタは…なんでしょうね。とにかく予定は未定という日本語はすばらしいのです。ああ、すばらしき予定は未定の数々!!
- 一話完結がしばらく続く予定があっさりシリーズ物に変更*1
- ハヤテの回のはずがナギの自滅回*2
- こんなに長引く予定ではなかった高尾山の遠足*3
- 今週で終わる予定だった瀬川家編が実はまだ続く
- 今度こそ完全復活します!と何度も言っているのにまだ完全復活に至らない某ハヤテ感想サイト
- 書くよ!と冬コミ前から言っていたにもかかわらず未だに「ロザリオとバンパイア」のレビューが書けていない某ハヤテ感想サイト
- 書きたいですと言っていたのにまだ「ベイビーステップ」のレビューを書いていない某ハヤテ感想サイト
- 「冬コミ本に収録します!」と言っていたけどページの都合で収録できず未だにお蔵入り状態の「ハヤテのごとく!あなたはお屋敷派ですか?それとも学園派ですか?」投票の結果発表をしていない某ハヤテ感想サイト
絶望した!予定は未定という日本語が大好きなハヤテのごとく!(と某感想サイト)に絶望した!
―――って、今週の絶望先生のテーマは「消去法」でしたね。失礼しました。
朝風理沙「ハヤ太君は私にゾッコン」発言
これまでのハヤテの言動のどこをどうどればそう判断できるのか分かりませんが、生徒会3人娘の一人である理沙が何故か「だって…ハヤ太君は私にゾッコンだろ?」という爆弾発言をかましました。
一体どうして理沙はこのような感情に至り、このような発言をしたのでしょうか?凡人たる僕にはまったく判断できませんが、それは理沙の親友とも言える美希も同じようでした。
美希 「お前…ホントバカなんだな…」
これ以上、何の言いようもありません。
前回の引きで確実にハヤテを意識したいいんちょ。
前回、美希と理沙の発言でフラグ成立を確定させたいいんちょでしたが、今回、しっかりハヤテの現在の恋愛感情について確認をとりにきました。なかなかやり手ですこの女。天真爛漫なフリをして実はいろいろと考えているようです。しかしやはり、いいんちょとしてはヒナギクが気になるようで、好きなのかどうかの確認で真っ先に名前を挙げたのがヒナギクだったのでした。
このリアクションは…判断に困る……。
アーたんとハヤテに秘められた過去
これまで断片的にしか出てこなかったハヤテの前の彼女ことアーたん。今回、いいんちょが話を振ったことでハヤテの記憶が一気によみがえったのでありました。
そしてその結果、ハヤテは涙を流すのでした。こういう泣き方をハヤテのごとく!で見るのは珍しいような気がします。これはつまり、この涙はハヤテの過去においてアーたんの存在とその別れが大きなウエイトを占めている証左である、と見ることができそうです。それはこのモノローグ
今ならわかる。わかっている。
あのとき……
正しかったのは彼女で…間違っていたのは………
を見ても明らかではないかと思います。ハヤテは何かとアーたんを秤に掛け、そしてアーたんではない方をとった。そしてそれは、今なら間違いだったと確実にわかる選択肢。その「何か」とはやはり親でしょうか?いずれにせよ、アーたんについてはこれから徐々に明らかにされることになるでしょうし、楽しみに待ちたいと思います。
瀬川家四天王には早々に退場願い、戦う相手は虎鉄
前回シルエットで登場した瀬川家四天王には、思いっきりモザイクがかかっていました。やはりガンダムマイスターを直球で描くのは無理があったみたいです。というわけで1コマで彼らの出番を終わらせる主人公。モザイクかけないと出てこれない敵と戦えるかとブチ切れて戦いを終わらせようと試みますが、そんなところに割り込んできたのはやはりこの男でした。
………。えーっと、虎鉄さん。あなたまでここで勘違いのスパイラルを加速させることないじゃないですか。案の定泉父は、虎鉄×いいんちょを想像してしまったのでした。まあ、自分の息子がガチホモだとはなかなか思わないでしょうから、当然の思考であります。そんなわけで、ハヤテといいんちょの結婚を勝手に賭けられた戦いが始まるのでした。
ということで次回に続く
前回、次週クライマックスと言っていたにもかかわらず終わらなかった今回のハヤテでした。サブタイトルの「予定は未定」は、まさにハヤテのごとく!の進行そのものと言えますね!!
―――そしてこの感想の冒頭に戻る。