明日はきっと。

本やマンガのレビューなど。

ロザリオとバンパイア:夏といえば透けブラ。そして…

昨日発売になったジャンプSQの9月号のコーナー「このマンガがゼッタイ!売りたいんです〜ッ」で、有隣堂横浜西口コミック王国の店員さんとSQのスタッフが藤田和日郎先生の話で大いに盛り上がり、ついには藤田先生にインタビューしてました。応募すればサイン色紙がもらえるようですので、富士鷹ファンはぜひ!
ということで、そんなジャンプSQで連載中のロザリオとバンパイアSeasonII。普通の人間の主人公・青野月音が妖怪しかいない学園に通うことになり、そこでかわいい女の子の姿をした妖怪にモテモテになる話です。あ、バトルもあるよって違うか。人間と妖怪という相容れない存在同士である中で、そういう壁を友情という絆で壊していく話でもあります。アニメでは、ヒロインの赤夜萌香を水樹奈々さんが演じていたりしていましたが、それよりもパンチラ多発で話題になったアニメでありました。
そんな「ロザリオとバンパイア」。今月は、雪女の白雪みぞれちゃんが17歳という、雪女の世界においては成人となる年齢を迎えるにあたって、月音をはじめとするみんなを故郷に案内するというお話でした。

基本設定:陽海学園には季節はないが崩れた今回。

月音たちが通う陽海学園は、大結界と呼ばれる強力な結界によって人間界と遮断されていて、季節はなく気温は一定に保たれているという設定があるのです――――が、異常気象で現在41℃になっているという状況なのでした。


さて、41℃です。41℃なんて気温だったら、どんな人でも汗をかくでしょう。しかもたくさん。そして、汗をかいた時に着ていた服が白かったら……ブラウスの下にはブラジャーだけだったら………



そう、












そう―――――――










――――――透けブラです!




透けるのです!!ブラジャーが!!透けるのです!!!

普段隠されたブラジャー。深い関係になって初めて着用している姿を見ることができるブラジャーが、この季節ならば透けて見える…。素晴らしい。そして、透けて見えるブラのなんとエロいことか!
あたしは暑いの苦手ですが、うん。こういう光景があるから生きていける。池田先生…よくわかっていらっしゃる!!月音が

「いやいやいやいいよね夏!こんなモカさんが見られるのなら暑いの全然OKかも」

と言っていますが、激しく同意したいところです。

透けブラだけで1時間くらいは話せそうな気がしますが、それはさておき本編。

そんな暑い学園から脱出して、雪女の里にやってきた月音たち一行。早速みぞれの母が登場して、「この里も少子化に悩んでいるからみぞれと早く子作りを!」などとのたまうのでした。母親公認ですよもう…本当におモテになることです。ロザバン始まった当初はモテないという設定だったことを忘れそうになります。
で、今回の帰郷が、「花納め」という、良縁との巡り合いを祈願する成人式のようなイベントのためのものであることが明かされ、そして、みぞれ母の了解も得て萌香たちも参加することになるのでした。
さてこの作品は、月音を巡るヒロインたちの恋のバトルが見所のひとつです。バンパイアの萌香、サキュバスの胡夢、魔女の紫に雪女のみぞれが月音を巡って争っているのですが、いろいろなトラブルや戦いを経て、彼女たち自身の間にも絆は作られていく展開がこの作品では強調されています。そんな展開の一つの結晶体が、今回でした。
自分たちもその縁結びのイベントに参加できること。そしてそれに誘ってくれたのがみぞれであること。みぞれはクールでかつストーカー気味であるが故に、萌香に「あの馴れ合いを嫌うみぞれちゃんが」と思われていたりするようなキャラでした。そんなみぞれが誘ってくれたということが嬉しくて、胡夢がみぞれに抱きついたりする。そして言うんですよ。








あーもう、かわいいなあ!胡夢は日頃大きいおっぱいで売ってる超お色気キャラですが、こういう純情なところが肝心なところで出てくるからかわいいんですよね!

それなのに抜け駆けするべく月音を連れ出すみぞれ。その真意は―――

ということで、胡夢にあんな嬉しいことを言われたにもかかわらず、みぞれは月音を連れ出したのでした。もちろん気づかれて、胡夢たちに追いかけられたりするのですが、それを撒いてそして月音に言うのです。

…分かってるよこれが仲間への裏切りな事は
でも…私達は融通の利かない種族でね…

分かっているけど、やらないといけなかった。それは







若くないと子供が産めない。だから成人したらできるだけ早く子供を産まなければならないという里の掟。そして、月音を失えばお見合いをしてでも新しい家庭を築くことになる―――――



だからみぞれは










こういう結論を提示したのでした。月音に、一夜の恋人にしてもらうことを。

ここで切って次回へ。

というところで次回へ向かうことになりました。焦点は月音がみぞれにどう答えるか、ということになるでしょうが、本文では触れていないところで、みぞれを追いかけようとしていた萌香たちがモンスターの登場によって足止めされるという展開もあり、そのモンスターがどう絡んでくるかというあたりもポイントになりそうです。
おそらく、みぞれにとっていよいよ―――というあたりでモンスターに追いかけられてみんなが登場→萌香覚醒→モンスター撃退→とりあえずしばらく保留でいいだろうという里の見解というオチに落ち着くのではないかという気がするのですが、楽しみです。瑠妃さんも出てるし!*1

*1:あたしが一番好きなキャラ。