明日はきっと。

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法律上、まだ夫婦ではありません!

いろいろあって『トニカクカワイイ』の4話と5話の感想が書けないまま火曜日の夜を迎えてしまった…(挨拶)
というわけで、4話と5話の感想をまとめて書いておきたいと思います。6話がどうなるかはわかりませんが。

「書いただけ」の3話と「出しただけ」の4話

第3話が「婚姻届を書く話」ならば、第4話『君だけが触れていい何か』は「婚姻届を出す話」でした。この「婚姻届を出す」という話の中で、司がナサの名前をポジティブに評価することで、ナサ自身の気持ちをさらに高めるというエピソードを挟んだり、某執事長にそっくりな区役所の夜間警備員さんが出てきましたが、本筋としては「婚姻届を出す」という点に集約されています。
ただし、ここで注意するべきは、「まだ受理されていない」という点です。
畑先生はバックステージで

とりあえずこれで、二人の婚姻関係は正式に国が認める形となりました。

さてさて、そんな中、今回の話にも一つ嘘があります。
それは何かと言えば、18とはいえナサ君も未成年なので、
本当は保護者の同意書が必要という点です。

サンデーまんが家BACKSTAGE|畑 健二郎 Vol.436

と書かれていますが、夜間窓口での婚姻届提出はあくまでも受け取られただけであり、当該役所の職員が不備がないことを確認して初めて受理され、窓口での受取日に遡って戸籍に載る*1のです。「受け取る」ことと「受理する」こととは異なり、時間軸上まだ受理されていないため、現時点ではまだ畑先生の言う「二人の婚姻関係は正式に国が認める形となりました。」はダウトです。夜間窓口の担当者は戸籍の担当者ではないので、確認ができないため受理できません。ご注意ください。嘘は二つです。
したがって、今後の展開に「実は婚姻届が受理されていない」という話が出てくることは確定的です。それは、畑先生のおっしゃる通り、ナサの両親の同意書がないため婚姻届を受理する要件を満たしていないからでありますが、それだけではなく、「司の戸籍がある」かどうかがまだわからないというところにもあります。あの嘘っぽい本籍地と両親では、戸籍が存在しているのかという点は本当に疑問で、その伏線は婚姻届が受理されるかどうかである程度はわかるのではと思っております*2
ともあれ、提出はしたのでとりあえず(擬似的な法律婚)夫婦コメディを展開するための環境整備は4話で終わり、これからいよいよ少年誌の範囲内で夫婦コメディが展開されることが期待されました。

二人で寝るかどうかだけに終始する第5話

あたしは、『トニカクカワイイ』について、現時点では「1話につき1テーマが存在する」ように感じています。「出会う」とか「告白する」とか、「書く」とか「出す」とかですね。で、第5話『かつて阿良々木くんは言いました。全部好きと』に関して言うと、「初夜?(1)」なのか、「司の告白」か、その辺悩む感じになりました。とにかくストーリーはほとんど進まないという、中期『ハヤテのごとく!』のようです。ただ、その中で司がナサへの信頼だけでなく、「好意」を示すという点がポイントであったかと思います。
逆に言うとそれしかないわけで、各感想サイトで「内容がない」と言われても仕方がない面はあるかと思います。ただ、司がかわいいのでタイトル負けしてないとは思います。

まとめ

個人的に言えば、「4話は結構読みどころがあったけど、5話は愛でるだけ」というところに落ち着きます。もっとも、5話で司が素直に気持ちを述べるというのは、実際の結婚生活においてもすごく大事で、結局他人だから言わないと伝わらないことの方が多いんですよね、ということは5話という1つのお話だけでも伝わってくるところはあると思います。
感謝と愛情は態度じゃなくて言葉で。ここ、テストに出ますよ!(オチ)

*1:正確には、両親の戸籍から離脱し新たな戸籍が作られる

*2:偽装等の可能性も十分あるので、正確には同意書が揃って受理されても確定とはいきませんが