明日はきっと。

本やマンガのレビューなど。

MacBookPro(2018)デビュー、その使用感

お久しぶりです!(挨拶)
気づいたらトニカクカワイイの5巻が出版されていました。トニカクカワイイについては後ほど、ということで、今日は最近Macを買い替えて話などをまとめておきたいと思います。

なぜ再びMacなのか

大学に入って以来、ずっと自作WindowsPCを使っていましたが、Windowsに飽きて2010年の冬にiMacに買い替えました。以来ずっとそのiMacと過ごしてきましたが、macOS Mojaveからサポート外となり、また、一昨年あたりからスリープ状態から復帰できないことが増えてきたので、昨年末から買い替えを検討してきたのです。
買い替えにあたっては、コスト面からもWindowsに戻る選択肢もありましたが、

  • VMWare Fusionで運用していたWindowsを3年以上利用していない
  • Windows10のフォントが読みにくい(游ゴシックUIはやばい)
  • trackpadの使い勝手がよい(神)
  • スマートフォンiOS以外使う予定がなく、iOSを使うならmacOSの方が(当然)相性がよい
  • 写真の管理やホームビデオの編集も基本的にApple純正

といった理由でMacを選ぶことにし、引き続きiMacを使おうということで、iMac(2019)を待つことにしていたのです。

iMacからMacBook Pro

そんなわけでiMacが出たら買い替えようと考えていたのですが、待っているうちにiMacの挙動に不審なところが出てきました。早く買い替えたいけど、iMacの発表はいつだろう…とやきもきする日々。Mac mini(2018)にするという選択肢も含めて考える日々。でもMac miniだと4Kのディスプレイじゃないと意味ないじゃん。そんな時に思ったのです。
「別にデスクトップにこだわる必要ないんじゃね?」
そして、MacBook Proにすれば、

  • 真夏だろうと真冬だろうと関係なく、冷暖房のある場所で使える
  • 職場にも出張にも持っていける

といった利点が生まれます。ネックはなんといってもコスト、あとメモリを後から足せないという点ですが、iMacは8年使っているわけで、最低でも5年使うつもりなら初期投資するのはありだろうという判断ができました。
また、調べていると評判のいまいちなバタフライキーボードも、TouchBarも、ヘビーにプログラミングはしない自分にはさほど影響はありませんし、TouchBarはいじれる要素もあるのでむしろおもしろそうです。もし購入後にiMacの新商品の発表があったとしても、おそらくそれほど大きな変更はないであろう*1という見込みがありました。

そんなわけでMacBook Pro(2018)を買いました

AppleStoreでカスタマイズした*2ので、発送が少し遅く、その結果手元にMacBook Proが来る前にiMac(2019)が出ました。ある意味様式美です。乗っかったRadeonが強化されたのはいいなあと思いましたが、別にグラボをゴリゴリ使うようなことをするわけではないので惜しくなかったです。むしろUSB3.0端子が生き残ってて攻めてないなあと思ったくらいです。ほんとだよ!?


そんなわけで手元にMacBook Proが届き、かれこれ10日余り。なかなか触る時間を取れていませんが、ざっくりとした感想をまとめていきたいと思います。

開くと電源が入る。そして「じゃーん」がない

これは事前に調べたときにも気づいていなかったので、普通に驚きました。そして、起動音がなくなってて寂しい
TouchIDでのログインは普通に超速で楽ちんでこれだけでも価値があると思いますが、電源ボタンやイジェクトボタンを使ったショートカットが使えないのが若干減点対象なのかなという感じです。まあ、あたし普通にAppleのアイコンからスリープさせるほうが多いので影響は少ないんですけど。それはそれとして。

美麗ディスプレイ

きれい!見やすい!
フォントの問題もあると思いますが、やっぱりWindows見たあとにMac使うと、違いが際立ちます。見やすい…!美しい、という評価も散見されますが、美しい以上に実用感が高いと思います。お値段の価値があるディスプレイです。Macを買うならRetinaじゃないと…!

意外にTouchBarはおもしろい

微妙とかいらないとか言われるTouchBarですが、確かにタッチミスが多そうだし、デフォルトで表示される変換候補の表示はほとんど意味ありません。ただ、標準の設定では自由自在、とまではいきませんが、それでもタップするだけでスクリーンショットが撮れたり、MissionControlが開けたり、音量の調整ができたり音楽の操作ができたりするのは意外に便利です。ファンクションキー、もうほとんど使わないもんなあ…。TouchBarについては、まだまだ使いやすくする余地があると思われるので、引き続きいじってみたいところです。
あとやっぱりTouchIDはいいですよ…。iCloudキーチェーン使えば、Macログインの時だけでなく、各種サイトにログインするときにも使えるのはマジでありがたいです。でもパスワード忘れそうで怖いわ…。

バタフライキーボードはやっぱり好みが割れそう

バタフライキーボード(第3世代)は、評判が相変わらずイマイチです。実際好みが割れそうなキーボードで、嫁に叩かせたら「なんか違う…」的なことを言っていました。硬いらしいです。もっとも、個人的にはそこまで嫌じゃないし*3、これはこれでアリかなと感じます。プログラミングするとかになると確かに微妙かもしれませんが。押しているっていう感じは確かに少ないし、硬めなのは事実だし。かなり好みに影響されそうな部分なので、購入する時はショップで実機を触ってみるのが一番だと思われます。
問題はメンテなんだろうなあ…(バタフライキーボードの評判を見ながら)

USB-C(Thunderbolt-3)統一の出力系は今はきつい

USB-Cが4ポートのみ、というのは攻めまくり…!結局、現状の機器類はどうしてもUSB-Aが多いので、今後USB-C(USB-typeC)に統一されていくと想像されるという見込みはたってもなかなかしんどいと思います。まあ、Appleらしいですが。普及前のUSBをメインに据えたのもAppleでしたし。
ともあれUSB-Cの機器は持っていませんので、これまでの環境を維持するためにもマルチポートHubを購入しました。

7ポートでお手頃だったのでチョイス。つけるとこんな感じで、
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色味はそれほど違和感ありませんが、少し厚みがあるので使わない時は外しています。なので、早いところUSB-Cで揃えていきたいと思います。

スピーカーの音質がいい!

これは各種レビューでも言われていましたが、本当にスピーカーがよいのです。聞きやすいので、垂れ流し更新にぴったり!ただし、タイプするときにスピーカーの上で手が動くので、聞こえ方が変化することがあります。試しに指でスピーカーを塞いでみたら、低音ががっつり聞こえなくなるかわりに、ボーカルがはっきり聞こえるようになりました。

まとめ

そんなこんなで、3000文字ほどつらつらと書きましたが、キーボードさえ合うならMac使いには楽しい機種だと思います。Windowsユーザの移行はしっかり検討が必要で、今後iOSしか使わないよとか、家でMS Officeは使わないとか、それなりに理由がないと手放しでおすすめはしにくいかなと。もっともこれはMac全般の話ですが。コスト面もどうしても気になるところで、実際Windowsよりは割高感が否めません。しかし、SSDが高速なので挙動もキビキビ、快適な動作ですので、コストだけがためらうポイントならば絶対おすすめだというのが今のところの感想です。iMacもよいですが、TouchIDが使えるという点だけでも大変よいです。ほんと、超便利なので…!

*1:外部端子がUSB-Cに統一されるとか、Retinaがもっときれいにとか、そういう感じで見た目とかはあまり変わらないと思った

*2:メモリとSSDを増量した

*3:これはsurfaceのキーボードカバーのせいかもしれない