ハヤテのごとく!第186話:そしてまた一人
今週の絶望先生のテーマは「絶滅危惧」でした。そう、ハヤテのごとく!という作品の中でも、絶滅が危惧されているものがあるのです!
大至急保護しないと!
ということで、今週のハヤテのごとく!第186話「THE END OF THE WORLD9 もう届かない声で」の感想となります。いよいよ過去編もほぼ終わり。ついに二人の別れの真相が明らかになる感じにwktkです。
な、なんか出たー!
前回は、怒るアーたんの感情に反応してか、アーたんの背後にドクロさん*5が現れたところで終わりました。そんな引きから始まる今回、早速…
な、なんか変なの出たー!!!
っていうか、これは本当に何なんだろうと。人間の頭蓋骨のようなドクロと、恐竜の標本のような体。まったくもって何なのかわかりません。
で、この「何か」の存在が二人の別れを決定的なものにしたのですね、わかります。
ハヤテが何かを言うタイミングに合わせて、この何かが「シャアアア!!」って叫んだりするうえ、攻撃してくるのでそれに対応するべく剣先を向けたらその先にはアーたんがいる。
これでは、アーたんが
私と戦ってでも…倒してでも…お前は…あんな奴らを…
といい
となるのも当然なように感じます。この「何か」が、アーたんを一人この城に留めておくべく行動しているとしか思えません。
同じことを思うふたり。でも結末は…別れ。
そんなアーたんに、「違う」と呼びかけるハヤテ。ハヤテはこう思っていたのです。
「僕は君と…ずっと一緒に…」
と。ハヤテは、アーたんと一緒にいたかったのです。ただ、そこに「ダメ人間から変わった自分の両親と一緒に」という条件付けがあっただけで。
そしてぶつかり合ったあとで、アーたんは致命的な一言を放つのでした。
こうして「王族の庭城」を出て行くハヤテ。見送るアーたん。そこにある寂しさは、どれだけのものだったのでしょうか。
ハヤテが出て行った後、アーたんは虚空に向かって言うのです。
「だから違う…違うのよ?ハヤテ…私だって…私だってあなたと…ずっと一緒に…!!」
二人とも思っていたのは同じこと。ふたりずっと一緒にいたかった。
でも別れてしまうことになった。
―――もう、「アーたん」と呼んでくれる人は側にいない。望んでも、帰ってこない。
とにかく14ページ目に鳥肌。
とりあえず色々な総括は来週するとして
次週、エピローグ。そして……
ということもあり、今週がハヤテの過去編の実質的なラストだったという感じでしたね。アーたんとの望まぬ戦い、そして別れという展開の中で、ハヤテとアーたんがそれぞれ伝わらない自分の心情を叫ぶ光景が胸をつきました。
中でも14ページ目、アーたんが「いいわけ」をするところの描写が。ありふれていると言える描写の仕方ですが、ハヤテではあまりこういう表現はされないだけに、なんだかクるものがあったように思います。
それにしても今回出てきたこのドクロさん。一体何なのかというのが激しく気になります。なんとなく、アーたんの怒りとか憎しみといったネガティブな感情に反応して出てくるように見えますが、そうではなく、現在の「王族の庭城」を管理するアーたんが一人でその任にあたるようにし向けている、影の主みたいな印象を今回受けました。
ところが、相変わらずバックステージでネタをバラすのが好きな畑先生が
そして、このシリーズが強制イベントな感じというのが
まぁ先週のラストから出てきた髑髏の化け物なわけで
強制イベントなので当然
今はどうあっても倒せない感じです(笑)
いずれ誰かが……
とか言っててもう!畑先生ってば罪な人なんだからっ!!!
っていうか、このシリーズが強制イベントである理由ってこのドクロさんが理由なのかよ!!過去編は当然過去で変わらないから強制イベントじゃないんだ!っつーか、倒すのはハヤテじゃないのかよこの表現だと!!みたいなツッコミたくて仕方がないこの5行。ひどい。