明日はきっと。

本やマンガのレビューなど。

密度が薄い

上記記事に関連して。

作品は生き物ですので、読者のニーズ(人気キャラ、つまりヒナギク)にこたえたり、予定が変更(クラウスのネタキャラ化など)するのは当然といえば当然なわけです。

コミたま 「ハヤテのごとく!」について考えてみる~その1~

例としてComic Soulさんではいちごをあげていましたが、いちごとハヤテは同列に考えてはいけないと思うのです。純粋ラブコメとラブコメ要素を含んだギャグマンガで、かつ予定は未定を地でいく作品はまったく違うんじゃないかな。

書きたいと思っていることではありますが、最近のハヤテは引き延ばしが多すぎるというのは大きな問題だと感じています。

 今改めてバレンタインの話を読み返すと、その密度というか濃さに驚きました。今のハヤテだったら4週使うような内容を2週でまとめていて、駆け足にすら感じます。でもこれくらい濃くていいよなあ、と。

「ハヤテのごとく!」君に、胸キュン。 - ぷらずまだっしゅ!

カームさんの221話の感想の一節ですが、あたしも同感で今のハヤテはたぶん100話あたりまでと比べると密度が低すぎると言わざるを得ないと思います。GWに至るまでの道のり、GWに入ってからの展開。ちょっとおかしいと思うのは、あたしだけでしょうか。
もともと、コマ割も小さめで1話にこれでもかというくらい要素をつめていた作品だったと思うのですが、今のハヤテは違うよなーとつくづく思います。これが好ましい変化ととらえるか、好ましくない変化と捉えるかは人それぞれですが、あたしは好ましいことではないと。コマが大きくなり、話の密度が低下したことで、悪い意味で「話の薄っぺらさ」が見えてくるように思えてしかたありません。

今月中には記事、アップできるようにがんばりたいとは思います。考察が多数アップされてるいい時期でもありますので。