31年の時を経て迎えた万感の結末
アルスラーン戦記が、完結しました。
- 作者: 田中芳樹
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2017/12/14
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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ともあれまずは、途中の長い長い中断や版元の変更などの多くの困難を乗り越え、アルスラーン戦記が無事に完結・刊行されたことに、田中芳樹先生への感謝を申し上げるとともに、らいとすたっふの方々や出版関係者の方々へお祝い申し上げます。
さて、あたしは、昨年発行された15巻でのとある主要キャラの死に対して、その必然性の薄さ(死亡フラグの立て方)への怒りと戸惑いをまとめたエントリを書きました。
それからまた時間が経っても、15巻に対してどうしてもポジティブな気持ちを持てていませんでした。
そういったこれまでも踏まえて、完結巻である16巻の感想を書いていきたいと思います。
ネタバレですので、くれぐれもご注意ください。
「ハヤテのごとく!の夜会」のコンテンツとサンプルページが公開されていますよー
タカヒナくんを中心とするサークル「白皇学院現視研」で、新刊『ハヤテのごとく!の夜会』を出すことになったのは既報の通りですが、先日コンテンツとサンプルページの公開があったので改めてご紹介したいと思いポチポチ書いております。
決して、カームくんが更新したのを見た嫁から圧力を受けたわけではありません。
なお、あたしのようにコミケに参加できない方は、書店への委託と通販がありますので、そちらをご利用いただけるといいんじゃないかな?かな?
改めて頒布日とスペースはこちらです。
- コミックマーケット92 2日目
- 8月12日(土)
- 東チ-09b
今回も畑先生へインタビューをさせていただき、大反省会では聞けないあんなことやこんなことを聞いてきましたので、ぜひぜひお手にとっていただけたら嬉しく思います。
どうぞよろしくお願いいたします!
コミックマーケット92で『ハヤテのごとく!の夜会』を頒布します☆
タカヒナくんを中心とするサークル「白皇学院現視研」で、新刊『ハヤテのごとく!の夜会』を出すことになりました。8/12(土)(2日目)、東チ-09bです。
製作協力は、明日はきっと。のきよさん、ぷらずまだっしゅ!のカームさんにお願いしています。
白皇学院現視研 C92に参加します! - タカヒナの日常境界線
だって、二人とも「白皇学院現視研」のメンバーですから。
タカヒナくんがメンバーだと言ってくれているので、ありがたくも5年前の『ハヤテのごとく!のお茶会』同様に企画初期から参加させていただいています。
コンテンツについてはまだ書けませんが、今後随時ティザーサイトに情報がアップされる予定ですので、ご期待いただけたら…!
なお、例によってあたしは当日は現地におりませんが、他のメンバーががんばって頒布してくれると思うんで、ぜひお立ち寄りください。
また、あたしのように、「コミケに行けないよ!」って方には、委託販売の予定もあります。
ハヤテの完結以降、Mac前には座っているのに更新していなかったのはひとえにこの原稿を書いていたからですが、連載期間13年という年月の重さをつくづく感じました。その感じた思いを、がんばってぶつけたつもりです。
詳細が出たらまたお知らせしたいと思いますが、ぜひぜひご期待ください。よろしくお願いいたします。
昨日のエントリ、更新してます。
昨日からまとめはじめた、ハヤテ最終巻感想まとめリンク集を更新しました。
あたしとしては、タカヒナくんのヒナ恋じゃない方を落としていたのが凡ミス中の凡ミスで、マジでやっちまった感を覚えていますが、それはそれとして。
ところで、そのタカヒナくんが
これの演出はうちの技術担当が頑張りました。桂ヒナギク様へ - ヒナギク様に恋してるっ!! https://t.co/mNrFnX3L7P
— なごなご@がんばれない。 (@takahina17) 2017年6月20日
と言っていましたが、昨日は言わなかったけど、あれを最初に見た時、「また無茶させやがったな…」という感想が先でした。
そんな更新報告。
「ハヤテのごとく!」51巻&52巻(または総括)感想リンク集
最終巻が出て、ちらほら総括されている方がいらっしゃったので、最終回掲載直後に引き続き、自分メモに近い感じですが、感想をざっくりとまとめたいと思います。
ほら、明日はきっと。は「ハヤテのごとく!感想まとめブログ」だから…!(まだ言う)
注意書き
- リンク先ネタバレ注意
- 基本的には見つけたら更新します。
- 最終回のときほど積極的には探さないので、もし書いているブログさんがあったら教えていただけると超☆うれしいです。
- 6/20、2件追加
- 6/22、1件追加
ここから本編
桂ヒナギク様へ - ヒナギク様に恋してるっ!!
初めて見た時の感想は、「凝ってるうううううううううう!」でした。
さすがの一言に尽きます。
【6/20追加】13年の集大成がここにある。 ハヤテのごとく!51-52巻 - タカヒナの日常境界線
タカヒナくんの総括記事を見落としていたあたしはうっかりさん*1です。
全52巻、全568話、その数字の大きさに「遠くにきちまったなー」という思いです。
13年の集大成がここにある。 ハヤテのごとく!51-52巻 - タカヒナの日常境界線
だからこそ、ハヤテのごとく!の読者としての13年間の全てはここにあります。
ずっと感想を書き続けてきたタカヒナくんが言うからこそ、同じ読者として言葉の重みを感じる次第です。
ゲームの戯言+α ハヤテのごとく!最終巻を読み終えての感想② メインヒロイン編
れろさんは最終回のときは感想を書いていらっしゃらなかったのですが、最終巻でばっちりシリーズを組んで書き始められたので嬉しい限りです。
全体総括のほうで、ナギとルカの同人誌対決について
もとより、同人編は明らかに異質で、ルカもあくまで同人編に必要な人材として登場した感があって、物語の本筋からは外れる・・・という感想をずっと抱いていて、最終章の展開でも、それがはっきりした感じはします。
ゲームの戯言+α ハヤテのごとく!最終巻を読み終えての感想② メインヒロイン編
と書かれてましたが、思ってたなら書こうよ!ノリノリでのっかったよ(元気だったら)!(書いてたらごめんなさい。)
それはそれとして、マリアさんについてのエントリがきっとまだあると思うので、それを楽しみに待ってます!
【6/20追加】ゲームの戯言+α ハヤテのごとく!最終巻を読み終えての感想③ マリアさん編
れろさん待ってたよマリアさんのエントリ…!
最後は美味しい所をマリアさんが持っていくという、本作でよく見られた展開が、最後の最後に用意してありました。マリアさんファンとしては、これ以上ないくらいマリアさんらしい終わり方になったなぁという点で、大変満足の行くエンディングを迎えた、そんな印象です。
ゲームの戯言+α ハヤテのごとく!最終巻を読み終えての感想③ マリアさん編
マリアさんのオチキャラとしての優秀さも言うまでもありませんが、同時にいい意味で美味しいところを持って行くキャラであることも間違いありません。マリアさんファンとして満足するエンディングだったとう着眼点、さすがでした。
ハヤテのごとく! 最終巻 51巻 52巻感想 - tanabeebanatの日記
id:tanabeebanatさんの「もしかしたら最後」の感想。
できれば116話最終ページだけでいいから柱も含め週刊連載そのまんまで売ってほしいなぁと思っています。
ハヤテのごとく! 最終巻 51巻 52巻感想 - tanabeebanatの日記
ここにはもう首を縦に振りまくりです(ヘドバン)。
それはそれとして、tanabeebanatさん、最後とは言わずに、思い出語りしてもいいと思うんですよ。もっとtanabeebanatさんの感想読みたいっす。
【6/22追加】脱力系無気力。:ハヤテのごとく!最終巻を迎えて。
28さん…!28さんが帰ってきた…!!(歓喜)
そんな相当のブランク?がある中、つい先日に1巻から52巻まで
脱力系無気力。:ハヤテのごとく!最終巻を迎えて。
一気に読みましたのでその感想というかハヤテのごとく!という
作品に対しての感想なんかを書いていけたらなと思います。
ブランクがある中、一気読みした感想をこれから書かれるとのことで、楽しみにしています☆
*1:某界隈では#yunoiという。
ハヤテのいない水曜日
タイトルはオマージュです(挨拶)
さて、時間が流れるのは早いもので、「ハヤテのごとく!」最終回が掲載された週刊少年サンデー20号が発売されてからもう1週間がたち、21号が発売されました。
今日のお昼休み、あたしはいつもどおりにサンデーとマガジンを買って、デスクでサンデーを開き、そして何となく目次を見たあと、このようにつぶやきました。
ハヤテが…載ってない…(当たり前)
— 井上きよ(実在?) (@kiyolive) 2017年4月19日
休載でもなく、単に載っていない。だって、終わったから。これ以上ない最終回だったから。
わかっていても、なんだかんだで13年という連載期間の半分以上の期間を追いかけてきた自分にとって、「習慣と気持ち」というのはなかなか現実にはついていかないものだということを久々に実感しました。
感想と書く場の変遷
昨日、最終回の感想リンク集の更新を終えたあと、ハヤテブログを書いている(いた)人達と昔話をtwitterでしていましたが、13年という時間の中で、「感想を書く」、「感想を書く場」といったものが変わっていったんだなということを強く感じています。
感想を書いたり共有したりしたい人が一定数いて、ブログという個人が自分の感想を書いて見てもらうことができる媒体があることで、「作品の感想を書いて見てもらう」ということの敷居が低くなった時期が2000年代の最初の5年くらいにあったと思います。*1そして、作品の人気が高くなるにつれ、その作品について感想を書くブログが増え、リンクやトラックバックでブログ間の交流が増え、人が集まり、作品の人気にもつながる…というような正のスパイラルが起きやすい時期がありました。そして、『ハヤテのごとく!』も、まさに連載開始から見た目ふんだんに「分かる人にしか分からないネタ」が取り入れられたネット受けしやすい作品であったこと、キャラクターが魅力的だったこともあって、そういった正のスパイラルに乗っていったと考えられます。
それが、2008年〜2009年頃のtwitterの爆発的な普及で、その手軽さからブログからtwitterに活動の中心を移していった人が増え、「感想を書く」ことの敷居はさらに下がったけれども、ブログという媒体での発信は衰退していった…と思います。
そういったことを思ったので、
界隈を懐かしむには、たぶん明日はきっと。の過去記事をあさるといいんだよね…。まとめるか…。
— 井上きよ(実在?) (@kiyolive) 2017年4月18日
栄枯盛衰の流れを本編に沿って(やめよう
— 奥 (@oku_80) 2017年4月18日
まあでも、本編の流れにそって奥さんがやってくれるよね☆(という気持ちを込めてRT)
— 井上きよ(実在?) (@kiyolive) 2017年4月18日
という流れになったわけなのですが、まあ、もしかしたらやるかもしれませんね。
ということで、昨日立てたフラグを回収することを目的にした本日のエントリは以上です。
いやでもほんと、否応なしにもう続きは存在しない(畑先生が続編または番外編を描く気になった場合を除く)ことを突きつけられた1日だったということは間違いなくて、最終回からこの1週間のちょっとしたお祭り気分が飛んでいった、そんな感じです。はい。