明日はきっと。

本やマンガのレビューなど。

月9・西遊記

たまたま気になったし、時間もちょうど「見れる」時間だったので、ロング・バケーション以来の月9ドラマを見たのです。

まあ、そこそこおもしろいかな〜と思ったのですが、原作*1を小学校高学年向けくらいの文庫で読んだことがある身としては(そしてそれをおもしろかったと記憶している身としては)、腑に落ちない、というか、「それ、違うような?」というような部分が散見されたのです。

書かずにはいられないので、続きを読む記法を使って書くことにします。
純粋におもしろかったと思っている人は読まない方がよろしいかと。


(1)香取慎吾の演技は、演技かどうかはさておき、猿顔だし、奇声を発したりするのも上手だから、いいんでない?
(2)砂漠のシーン。4人とも歩いているけど、確か三蔵法師って馬乗っていたような(夏目雅子も乗っていた)
(3)なんで、孫悟空が一番最後の弟子なの?悟空が一番弟子で、猪八戒沙悟浄の順で弟子になるんでしょ?
(4)牛魔王ってもっと後に出てこなかったっけ?
(5)觔斗雲って、「雲」なのに、なんでスケボーみたいな絨毯みたいなやつなの?
(6)緊箍児を牛魔王を倒してからもらうのって、なんだか変。

見てから3時間以上たってる中で覚えている疑問点はこのくらいですが…。
特に(3)が、ストーリーの都合としてはあまりにもひどすぎる気が。この設定だと、三蔵が悟空を破門にするシーンのあとの葛藤とか、そこで悟空のことを三蔵が強く思うシーンはあんまり説得力ないように感じるのです。それに、弟弟子が自分より強い、というのは兄弟子になる沙悟浄や八戒にとって、あまりおもしろいことではないだろうし、三蔵を助けに行くときの八戒の「見損なった」発言はあまり筋が通らないように思うのです。「弟弟子がいないと助けることが難しいから、仕方なく助力を願う」という形ならしっくりくるのですが。

とりあえずそんなかんじで、眠いから寝ることにしますw

*1:と言っていいのかどうか…昔の本だし