明日はきっと。

本やマンガのレビューなど。

ハヤテのごとく!10巻

ハヤテのごとく! (10) (少年サンデーコミックス)

ハヤテのごとく! (10) (少年サンデーコミックス)

7巻以来の帯付きですが、表紙を鑑賞するには帯がないほうがやっぱりいいですね。予定通りアニメイト特典を入手しました。感想は続きからどうぞ。

表紙

ナギの太ももに目が…。

裏表紙

メカ執事13号と柏木警部という異色の組み合わせ。メカ執事のこの色遣いはちょっとすごい。

表紙裏

女神様のテンションの高さが拝めるのはコミックスだけ!
…アニメでは、次回予告とかで使われるに1票。(期待をこめて…ね。)

裏表紙裏

ヒナギクフラグ消滅選択肢。タカヒナ二号さんの言葉を借りれば、「僕にください!」ですが…消滅したら、
一応主人公のハヤテとの絡みが少なくなる→ヒナギク出番激減→人気低下→打ち切り
という予想がよぎって笑っちゃいました。ヒナギクの恋を応援します。たぶん。

折り返し

この10巻収録の頃、出番が急激に増え(そして最近また出番が減った)咲夜がワタルをいじめるという4コマ。「ウソをウソと見抜けない人は…」の3コマ目の咲夜がかわいくて、一瞬墜ちそうになりました。

中扉

こんなにかわいかった雪路が、なんであんなのに…。

おまけマンガ

アニメ化についてナギの口から語られていますが…。確かに、つなぎみたいな位置でこっそり細々とやってる感じのマンガを目指していたのがアニメ化ですから、小学館どうしたの的なのは確かにありますけど。実際初期はそういう感じがありましたし。
このマンガのオチを見てちょっと安心しました。やっぱし、畑先生は畑先生なんだなきっと。

第1話(97話)「MIND EDUCATION」

Bダッシュアタックの化身(笑)が出てきてからヒナギクが木刀正宗を落としてハヤテの胸に頭をつけるまでの流れがすごく好きです。

第2話(98話)「THE HEADY FEELING OF FREEDOM」

立ち読みしているときはそれほど感じてなかったんですけど、あとで定食屋で読み直したら見開きからの4ページが自分にとっても励ましになるというか、なんかそんな感じでした。続けて読むと、うん、すごい破壊力だなあと思います。見開きの破壊力が特に。
本誌の感想:今週のマガジン&サンデー - 明日はきっと。

第3話(99話)「サキさんのヤボ用(戦国群雄伝)」

98話のあの話のあとに来ると、特にコミックスだとその唐突さに驚きます。本誌に掲載されたときは、薫先生なんで雪路のこと好きなんだろう…と思ったんですけど、9巻の中扉とか10巻の中扉とか見ているとまあ、仕方ないかな、と。
本誌の感想:今週のマガジン&サンデー - 明日はきっと。

第4話(100話)「祝★100話!でも本当は99週目。なぜなら1週目が2話同時掲載で…」

ナギのマンガに絶句した100話目。「マジ☆デス」がいつか本当に16ページまるまる掲載されるのでしょうか…。
そういや、人気投票開始がこの週でしたね。この後からずっと、僕の自宅の壁紙はハヤテです。
本誌の感想:今週のマガジン&サンデー - 明日はきっと。

第5話(101話)「あなたには功夫が足りないわ」

10巻で唯一の西沢さんの出番。成績も普通のはずの西沢さんの頭脳レベルがわかる話です。今さらつっこむ気になれないですが、最初のページで17歳を強調していても、最後のページの行動がまったく17歳ではないところがマリアさんが17歳に見えない理由なんですよね。
本誌の感想:今週のマガジン&サンデー - 明日はきっと。

第6話(102話)「そりゃアムロには帰れる場所があったでしょうけど…」

本誌掲載時にも書きましたが、なにげに勉強につきあう咲夜が本当にかわいい。
本誌の感想:今週のマガジン&サンデー - 明日はきっと。

第7話(103話)「かつて蛍ちゃんは言った。誰かを利用する人は自分も誰かに利用されると…」

爆発オチでない牧村ロボが未だに信じられませんが、この後再登場はどういう形なんでしょうか。役回りも登場のさせどころもさっぱりわかりません。ただ、高性能で頭が回る、マリアさんをコスプレさせてしまうほどの話術師ですから、マリアさんをいじるときに使ったりできそうです。この話でマリアさん猫耳+語尾に「ニャン」という爆弾が投下されましたが、やっぱり合わないwマリアさんはメイド服が一番です。ところで、ナギが棚の後ろに隠しているのは…やはりBL系同人誌なのでしょうか。買いに行かされるSPの身を案じます。
本誌の感想:今週のマガジン&サンデー(ネタバレあります) - 明日はきっと。

第8話(104話)「あなたのチューブで号泣スッキリ!」

生徒会3人娘がメインを張る話ですが、なんといっても、100話越えてから初めてヒナギクが出た回という、それだけで価値がある話です。小ネタも満載だし、隠しカメラの設定が明かされたりとかいいんちょフラグがある程度確認できたり、そういう意味でも価値があるかな?かな!
本誌の感想:今週のサンマガ(ネタバレあります) - 明日はきっと。

第9話(105話)「同情するなら金をくれ あとPS3XBOX360もセットでくれ」

僕にもください<金
雪路メイン!っていうか、8巻以来のハヤテVS雪路VSヒムロVSシスター。この4人が出ると腹の探り合いになって、緊迫感が出ておもしろいです。ハヤテからのワン切りに悶々とするヒナギクのかわいさ。
本誌の感想:今週のサンマガ(ネタバレあります) - 明日はきっと。

第10話(106話)「シスプリグッズに費やしたお金で車が買えたかもな」

ヒナギクにとっての雪路とはどういう存在なのか、というのを見ることができる回。勘違いに気づいて逆ギレするヒナギクかわいい。
本誌の感想:今週のサンマガ(ネタバレあります) - 明日はきっと。

第11話(107話)「たった一人の戦争」

もう二度とないであろうナギのお留守番話。最初のページ2コマ目の「問題ない」というナギの手がいかにも碇ゲンドウ風で笑いました。このころはまだ立ち読みだったからなあ…気づきませんでした。
本誌の感想:今週のサンマガ(ネタバレあります) - 明日はきっと。

まとめ

ヒナギクで始まってナギで終わるという、個人的にはまとまりのよい巻でした。98話がとにかく派手に感じるかなと思ってましたけど、それよりは98話のあとのサキさんのヤボ用とか、その直後にナギのマンガとか、そういうハヤテのごとく!らしいカオスが見れた感じがします。
98話から僕が感想を書いていたことに気づきましたけど、初期の感想は今以上に見れたものじゃないですね(苦笑)

アニメイト特典:ハヤテのごとく!アニメ化記念小冊子

表紙に使われているカットが、10巻アニメイト用のナギラフ。人気投票結果発表(110話)のときの綾崎ハーマイオニーラフ×2、109話の伊澄扉絵のラフと咲夜サービスカットのラフ、デフォルメ西沢さんのラフと思われます。西沢さんのだけどのシーンなのかわかりませんでしたorz裏表紙は、バックステージ用のイラストですね。
中身はあらすじと、何故かハヤテ・ナギ・マリアさんヒナギクの人気投票上位4傑の紹介と今までのアニメイト特典メッセージペーパーを全部収録して、10巻用の書き下ろしが入ったものでした。全8ページ。