明日はきっと。

本やマンガのレビューなど。

ハヤテのごとく!116話感想まとめPART2

昨日の感想まとめに追記事項ができたのでまた書きます。いつまで続くのでしょうか。今日も引用ありの長いの。昨日ほどではないですけど。昨日と同じで、トラックバックは送らない方針です。ではどうぞ!

98話と116話の対比への追記

今回、ハヤテは殆ど行動していません。ヒナギクの場合(第98話)は、それなりに行動してますが、今回はほぼ無し。曲がりなりにも、二人の共同作業であった第98話に対して、第116話は西沢さん一人の作業であったと言えます。

http://blogri.jp/pandab5/entry/1172205543/

http://blogri.jp/pandab5/様の記事は今日読んだのですが、あーかぶっている〜。98話と116話の対比が詳細にされてました。カタルシスをおこした98話と今回116話との違いが明確。僕のよりわかりやすいんじゃないかと思います。
98話と116話の対比は、自分でやっておいてなんですが、共通性はあるものの構造が違うので、無意味ではないけど大きな意味はないかもなんて思っています。*1「サブヒロインが“大切なもの”に気づく」ことは共通ですが、それ以外の、98話にあって116話にないもの、116話にあって98話にないものが多くて…。
例えば、98話は展開そのものはヒナ祭りのクライマックスなのは明白だった*2ので、あの部分でヒナギクにまつわる何らかの区切りがつけられることは容易に想像できるものでした。一方の116話は、115話でナギと西沢さんの友情フラグが立つというイベントをこなしたばかり*3なので、ハヤテと西沢さんがからむ話というのはなかなか想像つくものではありません。98話にあった「直前までの前準備」があった98話と、それがない「予想外の」116話。
例えば、98話はいわゆる恋のライバルではない人*4のアシストによって成された話でした。一方の116話は、ナギとヒナギクという恋のライバル*5のアシストによって成された話です。「ライバルの手によらない」98話と、「ライバルの手による」116話。
似て非なる話です。どちらかと言えば、対になっている。根底に共通するものがあるのに、です。でも、(特にハヤテを読み込んでいる)読者は見開き効果もあって、ついつい98話を思い返してしまいます。だから、違和感が生まれたのでしょう。

プリクラの持つ意味

プリクラについては、くるくるばたばた様のhttp://kurubata.blog58.fc2.com/blog-entry-272.html「プリクラの存在意義」という項目で語られているのがすべてだと思っているので言及しなかったのですが。いいフレーズを思いついたので描いてみることにしましたw
それは、「証拠からの解放」。

今の西沢さんが欲していたのは、即物的な「モノ」ではない、もっと別の「心の中に残るもの」

くるくるばたばた

をものすごく短縮した感じですが、いかがでしょうか?

まとめ

  • 98話と116話は、考えれば考えるほど似て非なるものなので、別物として考えましょう。それでも感動します。
  • プリクラも違和感の元でしたが、ちゃんと伏線として機能していたのです。
  • 毎回長文考察を書く人はすごいなあ。

*1:と言いつつ何行も続きを書いていますがw

*2:tanabeebanatの日記様で既出のバックステージでサブタイ予告など

*3:とりあえず僕の感想第115話「RUN TOGETHER」 - 明日はきっと。を参照としてあげておきます。

*4:伊澄なのでフラグ自体は立ってますが、すでに恋愛戦線に参戦する気がないことを意思表示しているので、ここではライバルとはしないことにします。

*5:ヒナギクがナギや西沢さんと完全にライバル関係にあるかといえば、「正しい選択」という伏線の回収を待たねばなりませんが…。