明日はきっと。

本やマンガのレビューなど。

ハヤテのごとく!117話感想まとめ

今週も挑戦してみたいと思います。2週続くと完全に感想まとめサイトとして認知されそうで怖いのですが、まあ、大変だけどおもしろいので続けれる範囲で続けたいと思います。何しろ最近の気分転換はこれですからねえ…。
まとめに入る前にお約束ですが、「僕が読んでいる範囲ですべての」ハヤテのごとく!感想をまとめて、僕の私見を入れている記事であります。よろしくお願いします。
で、今週のトピックは

  • 小学館は気が狂ったのか?
  • ひな壇がなかったらヒナギクFC系ブログはどうしたんだろう…
  • 感想ブログの中心で変態を連呼される執事
  • 三千院家別邸は手抜きかギャグか
  • 温泉スルーとマッサージ椅子
  • メインキャラの黒化進行
  • 先週とのつながり
  • まとめ

です。(昨日のをちょっとタイトル変えてみた感じです。)今週は引用分が多めですがご了承ください。*1続きからどうぞ!

小学館は気が狂ったのか?

小学館はいったい何を考えているのかと…。先週も書いたけれど、この雑誌は「少年」サンデー。男の子向けの本のはず。なのになぜひな祭り付録が付くのかと

ハヤテのごとく! 小学館も作者もどうかしていると思った117話感想 - tanabeebanatの日記

ひな壇について突っ込んでたのは今のところtanabeebanatさんだけなんですが、ほんと表紙の最上段に【特別ふろくハヤテのごとく!スペシャルひな壇】って文字が躍る少年誌なんて考えたこともありませんでした。見れば見るほど異様な光景。志田未来のグラビアとの落差が男の子向けの雰囲気を醸し出しているだけに、落差が激しいです。小学館は気が狂ったのか。編集部を問いつめたら
「ちょっとした出来心でやった。でも後悔はしていない。」
とか言われたりしそうですw

ひな壇がなかったらヒナギクFC系ブログはどうしたんだろう…

今週のお話はなんと・・・・
ヒナギクさん出てこないです!!
残念ながら本編ではヒナギクさんの姿を見ることはできませんでした
でも、今週のサンデーの付録のスペシャルひな壇にいらっしゃいました

withヒナ8号 ヒナギクさんが出ないと始まらないっ! | ヒナギクさんといっしょ♪ - 楽天ブログ

あーあー、
本編にヒナギク様出てない!!
(中略)
さて、これでどうやって今回の「今週のヒナギク様」を書けばいいのだろうか。実は原点回帰してから初めて、ヒナギク様が出ていない回にぶち当たったのでどうしたものか困惑してます。

http://zero1.blog56.fc2.com/blog-entry-266.html

伊豆旅行編に入ってから初めてのヒナギク出番なしだったので、困惑されている様子がうかがえます。*2が、ひな壇の小さいヒナギクがかわいいのでちょっとしたネタの種にはなったようです。ヒナギクファンにとっては、ヒナギクがおひな様でないことが悔やまれるところでしょう…。こういうときに、ヒナギクはメインヒロインでないことを痛感しますね。

感想ブログの中心で変態を連呼される執事

今週ほど「変態」の文字が画面に出てくる週はなかったのではないかと思います。

下田に到着した変態執事。
逆ナンしようという女性たちがいますが、虎鉄の鉄っちゃんぶりを見て退散。
下田に来た理由はハヤテに会うためw
さすが変態執事いいんちょさんは来てないんですか。

ハヤテのごとく!第117話「キワキワのラストボーイ」感想 | 萌えを得たオタのごとく!3

さて今回、ハヤテ世界におけるガチ変態の最右翼こと瀬川家執事の虎鉄君が帰ってきました。執行猶予ってこんなにポコポコ出してもらえるものなんですか? だいたい執事の仕事はどうした。

Moon of Samurai ハヤテのごとく! 第117話

吹っ切れた変態執事・虎鉄がハヤテを温泉に誘う姿がかなり面白いです。

http://haru.sakurasaku.chu.jp/?eid=620728

>「では私が勝ったら… 一緒に温泉に入ってもらうぞ綾崎!!」
>「では僕が勝ったら… 死んでくださいね」
こ、こいつら、変態過ぎるし黒過ぎる…

http://blogri.jp/pandab5/entry/1172755263/

太字強調は引用者です。ちなみにうちも変態って書いたらキーワードリンクされてましたwそのほか「変態」とストレートを投げるサイトさんのほかにも

その男の目的は、あの日出会った一人の男の子と再会を果たすこと。意図した再会でロマンスを望む。その男の正体は、ナギの説得によってカミングアウトしちゃった瀬川家執事・虎鉄。…というか仕事はどうした仕事は。

Stardust Revolution!!(旧星の海へ行こう!) ハヤテのごとく!117話「キワキワのラストボーイ」感想

パッと見は美形らしい虎鉄さん、罪を償い終えて下田にやってきました。女の子が苦手なはずの彼がまさかの逆ナンかと思いきやズガガガガという素晴らしい効果音を発していい笑顔になってしまったためやっぱりスルー。

http://kurubata.blog58.fc2.com/blog-entry-278.html

虎鉄がすっかりネタキャラ化して大活躍の温泉編閑話休題といったところでしょうか。

第117話感想 - 架空の杜

科学の力ではどうしょうも出来ないその奇怪な性癖に囚われた、神妙不可侵(魔法使い候補生)にて胡散臭い男が一人。その名は瀬川家執事、虎鉄。そう人は彼を鉄つぁんと呼ぶ。
(中略)
 まぁ、そんな感じで彼の登場から話は始まる。せめて泉を連れてこい。グレるよ〜、も〜!

ハヤテのごとく!117話【キワキワのラストボーイ】畑健二郎:360度の方針転換

など、虎鉄に対する言及が多かったのが今週でした。出てくるならいいんちょ連れてこいっての。モブキャラあがりでは最大人気のいいんちょこと瀬川泉の執事だけに、いいんちょを連れてこいという意見は強かったと思います。本当に仕事はどうした虎鉄。また、執行猶予なのに遠出していいのか、とか監視はついていないのか、といったツッコミも入りました。*3ちなみに執行猶予についてはこちらをどうぞ。虎鉄は保護観察付きでない執行猶予判決を受けたと見て良さそうです。まあ兎に角、

こいつが出てくるだけで笑える(話が面白いかは別ですが)のは非常にいい点だと思います。

http://kokubo6third.blog53.fc2.com/blog-entry-530.html

というのが一番なのですよ。

三千院家別邸は手抜きかギャグか

伊豆の別宅
意見が分かれる所だとは思います。というか積極的に非難する人も多いような気がします。しかし、こういう作画の都合とかをギャグで流せるところがこの漫画のいいところなわけで…。

ハヤテのごとく! 小学館も作者もどうかしていると思った117話感想 - tanabeebanatの日記

しかし、全国至る所に三千院家の別宅がありそう。お陰で、どこに行ってもナギは引きこもれます(苦笑。この設定、便利だなぁ(笑。

http://blogri.jp/pandab5/entry/1172755263/

作中人物にツッコミを入れさせることで成立するギャグですね。本当に便利な設定です。今週はこのほか、師匠さながらの「自分が登場人物であることをネタにする」シーンが多く見られました。*4

三千院家一行様は伊豆の屋敷に到着……そこまでして似せる必要があるのか。窓の外から見える太平洋も心なしか外伝のエーゲ海と見分けが付かない。

ハヤテのごとく!117話【キワキワのラストボーイ】畑健二郎:360度の方針転換

おっしゃるとおりですw

温泉スルーとマッサージ椅子

温泉シーンがスルーされたことには怒りの声とか、期待はずれの声が。

予告が「カラーで温泉!」だったので入浴シーンを期待していたのに。
絶望した!カラーも含めて全ページに入浴シーンがないのに絶望した!

http://haru.sakurasaku.chu.jp/?eid=620728

カラー絵の入浴シーンを期待していたんですけどね。

http://kokubo6third.blog53.fc2.com/blog-entry-530.html

絶望した!ヒナギクの入浴シーンがないのに絶望した!本当に期待してました。伊澄にもあったんだから、ヒナギクにあってもいいじゃないですかっっっ!!!
なお、この温泉スルーに関してはMoon of Samurai様のこの感想が重要だと思います。(ちょっと長い引用です)

ともあれ今回の長編の舞台は温泉です。そう、温泉! そしてラブコメ漫画における温泉の役割といえば98%(当社比)は混浴で占められているのです!
いざ征かん、まだ見ぬ楽園へ!

なんだマリアさんか。明らかに疑似餌と判ってしまう釣りでした。

やっぱり。これがいいんちょだったら直球で恥ずかしい混浴シーンを披露してくれたかも知れませんが、すっかりネタ要員として定着してしまったマリアさんでは「ドキッ☆ 気になるあの人とハダカのお付き合い?」などという80年代のノリは期待できないこと明白です。

Moon of Samurai ハヤテのごとく! 第117話

画像キャプ部分は除きました。改行部分に画像キャプが入ります。
温泉スルーに関してはこのくらいで、畑先生ご自身が気に入っているらしいマッサージ椅子のくだりです。マッサージ椅子に座っているのはマリアさん17歳ですから、当然年齢に関するツッコミが集中しました。また、何故か現れた虎鉄との会話の吹き出し内の手書きの喘ぎ声に萌える方が多数。

いや、まぁ、ウィンウィン唸る機械の上で「んっ!」とか「あ、そこ…!!」とか声を漏らすマリアとハヤテは有効、いや技ありだが。私がマッサージ椅子になれるわけじゃないからなー。

ハヤテのごとく!117話【キワキワのラストボーイ】畑健二郎:360度の方針転換

虎鉄を無視してマッサージの快感にあられもない声をあげる二人。そう、こういうあたりこそアニメで再現してくれることに期待しましょう(最低)。

http://kurubata.blog58.fc2.com/blog-entry-278.html

最低じゃないですよパレットさん!みんなの期待です。

「あ、そこ…!!」「あっ!!あ、そんな…!」「んっ!んくっ!」
二人の気持ち良くなって感じたときの反応にドキドキしてしまいました。

http://haru.sakurasaku.chu.jp/?eid=620728

確かに、マッサージ椅子で「アンアン」言っている二人には萌えましたが、これは上級者向け(笑)ですから(はぁと。

http://blogri.jp/pandab5/entry/1172755263/

もっと描かれててもよかったと思うのは僕だけですか?

メインキャラの黒化進行

虎鉄が出ることによって、普段は偽善善人的ハヤテが黒くなってなかなかいいですよね。とはいえ、ナチュラルに黒いマリアさんに撃沈させられたわけで、みなさんのツッコミポイントになったようです。あくびマリアさんかわいいという声は少数派。それよりも

メイド服の執事
恐ろしい…。怖いよマリアさん…。黒いよ…。

ハヤテのごとく! 小学館も作者もどうかしていると思った117話感想 - tanabeebanatの日記

しかし二人の勝負を眺めるのに飽きたマリアさんがダークサイドに堕ち、ハヤテを妨害。

http://kurubata.blog58.fc2.com/blog-entry-278.html

メイド服に身を包んだ死神の化身、破壊の権化が本性を現した! さすがは地獄から来た暗殺者マッフィーをマスコットに従えているだけのことはあります。現世でコレなのですからホームグラウンドの地獄ではさぞかし高い位階に腰を据えていることでしょう。

Moon of Samurai ハヤテのごとく! 第117話

某メイド漫画のキャラのように勝負を提案した時から感じていましたが、
今回の卓球勝負、全てはマリアさんの筋書き通りに進んでいたのでは!?
それはもちろんハヤテにもう一度メイド服を着させるという目的のため。
最初の提案、途中の誘導するような質問、垣間見せた実力、そして誘惑。
そう考えるとマリアさんの今までの言動に納得がいきます。やはり黒い。

http://haru.sakurasaku.chu.jp/?eid=620728

という感想が多かったわけです。いや、ほんと怖いですよ…。人間はどこまで黒くなれるのか。ナギ・ヒナギク・西沢さんあたりは腹黒くはないので、マリアさんの黒さがいっそう輝いているようにも思えます。

先週とのつながり

見開きという武器を使ってサブヒロインの「終わり」と「始まり」を描き出した先週から一転、短編ギャグという手法は同じ見開きで感動を巻き起こした98話との新たな共通点でした。結局のところ、http://d.hatena.ne.jp/amnk1t/様のこのコメント

第117話は要約すると、先週の余韻を次週以降に引きずらないための、一話完結文字通りとってつけたような話。

http://d.hatena.ne.jp/amnk1t/20070301/1172677993

というのが、今週を最も的確に表したものだと思います。伊豆旅行の当初の目的*5を考えると、この後はシリアス路線なわけで、それを引きずらないようにヌルいギャグを展開した、と。それでも伏線を引いたり回収したりが忙しく行われているわけで、いやほんと、気が抜けないマンガですねハヤテのごとく!って。

まとめ

  • 虎鉄は変態。虎鉄を出すならいいんちょも出せ!!
  • 絶望した!入浴シーンスルーに絶望した!
  • マッサージ椅子の快感に喘ぎ声をもらすシーンをアニメに!!
  • 怖いよマリアさん怖いよ
  • 今週は116話の余韻を消すための布石。来週からは再びシリアス路線?

今週の感想:第117話「キワキワのラストボーイ」 - 明日はきっと。
先週のまとめ:ハヤテのごとく!116話感想まとめ - 明日はきっと。

*1:正直どう考察していいかわかんないでしょう…w

*2:人ごとのように言っていますが、僕もちょっと困った一人でしたw

*3:すべて引用文の中に含まれてます…

*4:別宅のほか、温泉シーンがないことに怒る虎鉄のツッコミ、シャボントーンを貼ってることにツッコむハヤテなど

*5:マリアさんの「特別な旅行」発言等