ハヤテのごとく!141話感想:えっ、4月3日はまだ続くの?
まとめを終わらせずに水曜日を迎えるというのは微妙な気分ですねw(挨拶)
ということで、今週のサンデー39号掲載のハヤテのごとく!「14歳になりました。そんな彼女のささやかな願いは…?第141話『それがどんな無茶振りでも男の子には女の子の期待に応える義務がある』」の感想です。なんだかtake23さんの感想で十分な気がするうえ、メッセの環境再構築中につき縮小感想です。
おまえは誰だ!?
今週の畑先生の絵は全般に今までとはちょっと違う絵柄なような気がしました。特に1ページ目右下のハヤテや、7ページ目の最初のワタルなど、違和感を覚える絵が多かったです。
ワタルのギャグは相変わらず寒い
何とも言えないこの寒さが、同情を誘います。
再び「あててんのよ」炸裂、そしてお約束へ―――
ということで、咲夜の「あててんのよ」再び。前は第65話*1でハヤテにやったとき以来ですから、原作の回数でいけばもう1年以上前の話です。ただ、作中時間では2月5日の話ですので、作中ではあれからまだ2ヶ月なんですね〜。いい加減作中時間の進みをもう少し早めてもいいと思うのですが。
さて、この「あててんのよ」の後の咲夜の「えーそんなことないよ―――」というセリフがいまいち咲夜のセリフという感じがしません。なんか咲夜のキャラと違うような感じがして…。
ま、それはスルーできる範囲の違和感ですのでスルーするとして、この後ワタルが急に立ち上がったが故のお約束が!!
横チチです!!ハヤテでついに横チチが解禁です!!こ れ は す ご い。
それにしても、このあたりの描写がなんだか畑先生っぽくない感じの絵。主人公を放っておいての正統派ラブコメの香りが漂う感じです。
伊澄が普通にツッコミを入れている
ここまで的確に指摘する伊澄というのは想像しがたい。
ここでまた続くのか。
次回に続くわけですが、4月3日に入ってからもう5回目、4月に入ってからもう10回近い回数を重ねていながら、作中時間はまだ3日しかたっていません。
これはおそらく畑先生の創作スタイルに寄るところが大きいのでしょうが、畑先生がひたすらに「おもしろいと思ったこと」を詰め込んでいくというのもいいのですが、そろそろストーリー全体を見て詰め込まれた「予定」を「こなしていく」必要があるのではないでしょうか?
6月の次世代ワールドホビーフェアのサイン会の折、畑先生は自ら「予定をこなしていく」ことを言っていました。それから2ヶ月ちょっと。あれから作中では未だに4月3日が終わっていませんが、どういうことでしょうか畑先生。
作中で行われるべきことが決まっているのになかなかそこに到達しない。新学期でさえまだ迎えていない。畑先生の「そろそろスピードアップ」というのが当てにならないのはよく承知していますけど、なんだかなあ…という気がするのです。
対比に出すのが正しいのかどうかわかりませんが、たとえば「魔法先生ネギま!」と赤松先生の日記を読むと、構成がよく練られていて、次のステップに至るに無駄な話はほとんどないというのがよく伝わってきます。ハヤテで言えば、この前のタマの回*2のように、読んでる側がコメントに苦しむような回というのがネギま!には少ないのです。ネギま!165話のサイレントの回*3も、それほど無駄を感じさせる話ではない。
136話みたいな話に重要な伏線を盛り込んだりする畑先生ですが、であれば他にもやりようがあるんじゃないかと思うのですけれど…。
とりあえず何が言いたいかというと、そろそろ停滞するのやめてほしいなということです。このままだとハヤテのごとく!は全50巻とかになって飽きられていくんじゃないか、そして結局畑先生の目指していた「トゥルーエンド」に到達できないまま終わってしまうのではないか、と思ってしまいます。一読者として、それは望んでいません。