明日はきっと。

本やマンガのレビューなど。

姑獲鳥の夏

新しいカテゴリ登場。今日1日で3本借りたので…。(「姑獲鳥」と「スター・ウォーズVI」と「あずまんが大王」)
で、昨夏公開されてそのときから見たかったけど見れなかった「姑獲鳥」を、ようやく借りれました。「見よう」と思い立ってから何回通ってもGEOにもTSUTAYAにも振られていたのです。

で、感想ですが。
前半は「原作に忠実に作っているなあ〜」と思っていたのですが、憑物落とし部分がちょっと…って感じです。やはり京極作品(特に京極堂シリーズ)の映像化は難しいんだなあと思いました。
主要人物のキャスティングは結構○。京極堂、榎木津、中禅寺敦子が特に。関口はまあまあ。演技はよかったです。鬱々としてくる感じがよくできてました。関口妻が篠原涼子なのはちょっと不釣合いなような。木場宮迫もそこそこ。もうちょっと暴れたほうが木場っぽい気もしますが。
もっと阿部榎木津に出番がほしかったなあ。「姑獲鳥」の榎木津の出番ってこんなもんだったっけ。

このキャストで「百器徒然袋」をやったら、きっとおもしろいと思います。京極堂シリーズよりは映像化しやすいんじゃないかと。