明日はきっと。

本やマンガのレビューなど。

DEATH NOTE

DEATH NOTE (5) (ジャンプ・コミックス)

DEATH NOTE (5) (ジャンプ・コミックス)

デスノート全12巻、ようやく読了しました。ISBNのリンクは5巻です。表紙で一番好きなのがこれでした。
感想は続きからどうぞ。ネタバレ含みます。


第一部と第二部で落差を感じましたが、それと同時に「なんでこれをリアルタイムで読んでこなかったんだろう!」と思いました。これはリアルタイムで翌週の展開予想をしつつ読むのが一番おもしろいのかも。
月と竜崎が顔を付き合わせてから、ノートの記憶を失い記憶を取り戻す。そして竜崎が死ぬ   。そこまでの展開が見事ですごくうまかったので、第二部の特に最初がかなりつらかったです。「Lの後継者」にしたって、第二部の展開を最初から見越していればもう少し早い段階で軽い伏線を張ってもよかったと思うのに、そういうわけではなかった。とはいえ、結局のところ「人を殺す」という大罪を下した月をそのままにして終わらせるわけにはいかないよなあとも思います。また、竜崎の死と月の死を比べるとその対照ぶりが見事で、そういう意味ではしっかり仕事をしている感。

いずれにせよ、おもしろかったです。画面の中の文字量がものすごく多いので、ゆっくり楽しむのにいいですね。