明日はきっと。

本やマンガのレビューなど。

博士の愛した数式

博士の愛した数式

博士の愛した数式

実家にあったので読んだ、第1回本屋大賞受賞作。
「80分しか記憶できない」という設定を、上手に料理したんだなあという感想。家政婦の「私」、「博士」と家政婦の息子の「ルート」。主要な登場人物には一切名前など与えられていないのに、それぞれのキャラクターが上手に描かれていてうまいと思いました。

感動の作品!とかっていう売り方をされると避けてしまうのが僕ですが、それでもおもしろく読めました。

タイトルがうまいよなあ…。