ハヤテのごとく!第123話「いつか…信じて」感想まとめ
ではでは今週も、ハヤテのごとく!の第123話「これが、母への最後の贈り物……第123話『いつか…信じて』」のまとめです。
いつものお約束を。この感想まとめは、きよ(管理人)、シャニ(現実、時々理想。)、八咫・靜凛(静夜詩 - FC2 BLOG パスワード認証)、権三朗((仮)の法則 )の4名でまとめを行っていますが、全体の文責は管理人のきよにあります。何か間違いなどがありましたら、コメント欄等でお知らせください。なお、今週は諸般の事情によりシャニさんは加わっておりません。
また、このまとめは「僕たちが読んでいる範囲でのすべての感想」に私見をまじえて書いているものです。その点についてもご了承ください。
前回に引き続き、今回も変則的な構成です。ということでトピックスですが
- このシリーズの目的が明かされたけれど。
- 桂ヒナギクと西沢歩、そのめくるめく夜を想像する。
- 桂ヒナギクの胸を
揉んでいる触っているのは誰だ? - お花見大会になっちゃった。
- マヤ・宇宙船・ハヤテの会った紫子…。一連の現象は誰が?
- 説明不足だったのか?
- 伊豆下田隕石温泉シリーズを総括する
- まとめ
です。続きからどうぞ!
先週に続き、ハヤテ・ナギ・伊澄・紫子に関わる部分は後半です。ということで。
このシリーズの目的が明かされたけれど。
このシリーズの目的が墓参りだ、と明かされましたが、それに対してツッコミが方々から入りました。
ハヤテの「ナイスバディーになるとかではなくて…」を否定したナギ。
http://haru.sakurasaku.chu.jp/?eid=635042
今の時期に下田温泉に来たのも両親の新婚旅行の思い出の場所だから…
そんな当初の目的から外れて悩殺ボディーとか言っていたような(笑)
墓前にて語られる今回の旅行の目的。ナギは温泉の効能は二の次のようなことを言っていますが、少なくともついさっきまではメインだったはずです。UFO騒動までしたぐらいですから。
Stardust Revolution!!(旧星の海へ行こう!) ハヤテのごとく!123話「いつか…信じて」感想
あれ?…ということは、温泉でナイスバディーになるために下田に来たんじゃなかったのかと
MOON CHRONICLE
つっこむハヤテに最初から違うと云っていると答えるナギ。
じゃあそういういことにしておきましょう
どっちがついでかなんて野暮なこと聞けませんしね。
ツッコんだら負けツッコんだら負けツッコんだら負けツッコんだら負けツッコんだら負けツッコんだら負け!ということで。
桂ヒナギクと西沢歩、そのめくるめく夜を想像する。
2週ぶりにヒナギクと西沢さんが登場しました。しかも並んで。宿泊しているところ違うはずなのに。
というかお二人はずっと一緒にいたんですか?温泉も一緒に入って、その後下田の夜の街を歩いて、鷺ノ宮家のオブジェを見たところまで一緒にいたことは知っていますが、もしかしたらそれ以後もずっとですか?…何か変な想像を掻き立てられてしまうのは私の心が毒されているからに違いありませんね。
Stardust Revolution!!(旧星の海へ行こう!) ハヤテのごとく!123話「いつか…信じて」感想
という反応が当然出ますが、同類がたくさんいます。ほら、
もう温泉での一件があるので、余計に百合を煽るようにしか見えない。
http://zero1.blog56.fc2.com/blog-entry-350.html
それは、もう私の心がダメなのかも知れない。
Q.そもそも墓参りが共通の目的であった咲夜と伊澄はともかく、ただ呼ばれただけの歩とヒナギクが何故「二人一緒に」やってくるのか。泊まっている場所が異なるはずの二人が何故……?
A.昨晩からずっと一緒に
http://kurubata.blog58.fc2.com/blog-entry-326.html熱い夜を過ごしていた。
_ ∩
( ゚∀゚)彡 あゆヒナ! あゆヒナ!
⊂彡
…少ないかも…。いや、でも落ち着け!少ないけど興奮度ははげs(ry
桂ヒナギクの胸を揉んでいる触っているのは誰だ?
ヒナギクたちやマリアさんがお墓のところに集まった理由はさておき、唐突に現れた白皇学院生徒会の面々。中でも、ヒナギクに抱きつく花菱美希と朝風理沙に注目が集まりました。どちらかの手が、ヒナギクのない胸を揉んでいる触っているのです。そして、それがどちらか、というので分かれているのです!*1
美希さんよ、ヒナの胸を揉んでいるのは気のせいでしょうか?
ライク・アライブ:これがハヤテのご主人様 最終話〜温泉を翔る者たち〜
むしろ揉みまくりな辺りは気のせいでしょうか?
西沢さんと一緒にいたということでジェラシーをかきられて抱きつく美樹。もちろんそんなことはないと思う。ただ単にこれはクセなのでしょう。そう、それはヒナギクさんを見たら抱きつくという美樹の本能による行動。そう考えると手が自然とヒナギクさんの胸にいってしまうのもしかたがないことです。
Stardust Revolution!!(旧星の海へ行こう!) ハヤテのごとく!123話「いつか…信じて」感想
美希のポジション…うらやましい。特に手の位置が!!
http://2521990.blog74.fc2.com/blog-entry-415.html
ここまでは美希が触っている派。
あの手は誰だ!?
ハヤテのごとく!第123話「いつか・・・信じて」感想 | 萌えを得たオタのごとく!3
朝風かな?
朝風嬢に「ソッ」と手を胸元に置かれて「ポッ」と顔を赤らめたヒナギク
Moon of Samurai ハヤテのごとく! 第123話
理沙に(ry
(仮)の法則 第123話「いつか・・・・・・信じて」
まぁ、さりげなくヒナチチを揉んでいる理沙の方が気になったが。
ハヤテのごとく!123話【いつか…信じて】畑健二郎:360度の方針転換
ここまで理沙が触っている派です。ほかにもありますが、引用するにはちょっと向かない記述が多かったので少なめです。
さて、この意見の相違ですが、結局
いやこれどう見ても理沙だろ…。
今週も割れてる感じですね。 - 明日はきっと。
という僕のツッコミでFAだと思います。いやだからね?これが美希の手だとしたら、指の向きとかすっごい無理あるから。やってみようとすればわかります。骨折しないと無理ですこの向きは。美希は抱きついていて、理沙は後ろから胸を揉んでいると見るのが正解。
お花見大会になっちゃった。
ということで、何故かはわかりませんが下田編登場キャラが全員集合ということで、お花見大会になってしましました。全員集合ですから、当然虎鉄もいます。
虎鉄はレギュラーをねらっているのか…?
http://2521990.blog74.fc2.com/blog-entry-415.html
ハヤテキラーですww
虎鉄君も出てきました。ちょいちょい出てきますね〜。
http://kaminaru.blog73.fc2.com/blog-entry-231.html
ほぼ完全にストーカーキャラが定着してきましたね。
基本的に「いい人」であるハヤテをそうじゃなくさせるという意味でも虎鉄は貴重なキャラです。が、
例えば虎鉄。ぶっちゃけかなり要らない子でした。
Moon of Samurai ハヤテのごとく! 第123話
(中略)
はっきり言って長編には不向きなキャラ。もし登場させるのなら彼を中心とした一話完結か前後編でやるべきでしょう。
そのアレなキャラ故に、長編に出てくるとその長編の内容そのものに変調を起こさせ兼ねないというリスクをはらんでいる、という指摘です。かなり同意。正直今回の下田温泉編で、虎鉄が出てくる必要性はまったくなかったと思います。そういう意味でも、一話完結で使うのがいいのかな、と。いいんちょが人気キャラであるうちは出番もあるでしょうし…。
さて、で、みんな集合の花見コマは、各サイトさんで大変好意的な反応でした。まずはヒナギク関連ですが、
ヒナギクさんが膝枕をしているのに目がいってしまう。
Stardust Revolution!!(旧星の海へ行こう!) ハヤテのごとく!123話「いつか…信じて」感想
ヒナギク周りはにぎやかな百合(ん)で。
はるばーもんど ハヤテのごとく【123話】大敗
ヒナギクを中心とした百合な人:真ん中の3人(特に美希)
これは・・・夢オチ?? - 意味不明な小部屋
百合要素に目がいきがちです。tanabeebanatさんでさえ
ゴザの上にはハム、ヒナ、ヒナに膝枕してもらっている美希。ふふふふふふふふふふふふふっふ。お前らは知らないだろうが俺たちはこの3人が微妙な関係になっていることを知っているんだぞ。
ハヤテのごとく! 123話感想 「桜の下で」 - tanabeebanatの日記
と書かれているわけで。僕は120話のまとめでも書きましたが、とりあえずあゆヒナの百合はない!ということを声高に(ry美希ヒナならありそうな気はしますが…。
続いて歌っているマリアさん・咲夜・理沙です。
マリアさんと咲夜は歌ってます。マリアさんカラオケとか好きになったのかな?
http://2521990.blog74.fc2.com/blog-entry-415.html
マリアさんとサクの歌が聞きたい・・・
ハヤテのごとく!第123話「いつか・・・信じて」感想 | 萌えを得たオタのごとく!3
サクヤ嬢の歌声は神のようです。
ライク・アライブ:これがハヤテのご主人様 最終話〜温泉を翔る者たち〜
マリアさんの歌も聞きたいです。
やっぱり、ほ〜しの〜ふるおかに〜
ですかね?
咲夜と理沙とそしてマリアさんが歌ってる!このトリオがわかる歌のが不思議だ特にマリアさんが(ry
上下左右 | ハヤテのごとく! 123話
理沙が空気のようなのは置いておいて、咲夜とマリアさんが一緒に歌っているというこの光景は違和感があるわけですよ。マリアさんじゅうななさいと咲夜13歳。マリアさんじゅうななさいの持ち歌は「さみしいとやっぱりうさぎは死ぬ」*2のはず…。庶民派お嬢さまの咲夜との共通項はないはずですが…。とりあえず、マリアさんじゅうななさいをネタにした方々は背中に注意してくださいませ。*3
引き続き左隅、何かをぐびぐび飲んでる伊澄と、その伊澄の杯にドバドバ注ぐいいんちょです。これは一体、何を飲んでいるのでしょう?
それにしても伊澄さんがぐびぐびと飲んでいる飲み物は何だろう…。まさかお酒っすか?
Stardust Revolution!!(旧星の海へ行こう!) ハヤテのごとく!123話「いつか…信じて」感想
伊澄が酒(?一気飲みしていたり
http://blog.livedoor.jp/niyadepao/archives/50654547.html
左では、伊澄がぐびぐびと、かるぴちゅを飲んでます。
静夜詩 - FC2 BLOG パスワード認証
意外にいける口なのか…?いいんちょは、どばどばw
ということで、お酒か前のページで虎鉄が持ってきた樽入りカルピチュかで見解が分かれました。が、いずれにせよいいですか?お酒は二十歳になってからです。よい子のみんなは真似しちゃだめだし、13歳の良い子であるところの伊澄さんに少年誌でお酒を飲ませるわけにはいかないので、伊澄が飲んでいるのはお酒ではないはず!それにしても、
そして何かを飲ませている泉ちゃんと飲んでいる伊澄。いったい何を飲んでいるのかわからんが、それ以上に今まで全く交流がない二人がこういう描き方をされているのがまるで謎。
ハヤテのごとく! 123話感想 「桜の下で」 - tanabeebanatの日記
という指摘は言われるまで気づきませんでしたが、確かにこの2人に交流があるという描写はないですよね。でも、同じ学校に通っているし同じ学年なわけですし、描かれていない部分で交流があったのかもしれません。まあ、指摘しているtanabeebanatさんご自身が
いいんちょさんは誰とでもうち解けるという特技を持った使いやすいキャラかも知れません。
ハヤテのごとく! 123話感想 「桜の下で」 - tanabeebanatの日記
とも書いているわけですが、いいんちょがそういう特技を持っているということは十分考えられる…というよりも、持っているに違いない!クラスの事項ではないかと。
虎鉄は飽きたのでスルーしましょう。あと、ものすごい量の黒服SPがいるので
宴会風景はグラサン黒服率が高すぎて、その筋の方々が花見を楽しんでいるようにみえるぞ。
ハヤテのごとく!123話【いつか…信じて】畑健二郎:360度の方針転換
というのはまったくもっておっしゃるとおりなのです。
たった一コマにこれだけの感想が出てくるこのお花見は大変よかったですね。
しんみりとした感じから一転してにぎやかなお花見モードになります。
http://haru.sakurasaku.chu.jp/?eid=635042
でもこういう感じも故人にとっては決して悪くないのかもと思います。
みんなとても楽しそうでワイワイガヤガヤ盛り上がりいい雰囲気です。
この感想に象徴される、すごくいい雰囲気のコマだったと思います。
マヤ・宇宙船・ハヤテの会った紫子…。一連の現象は誰が?
121話からこの123話までの3話。宇宙人マヤが現れ、伊澄のトラウマが判明し、そしてナギが宇宙に行ってしまいそうになり、ハヤテに助けられ、マヤが消え、ハヤテは紫子の姿と声を聞き、そして目覚めたらお墓───。この一連の現象は誰が何故起こしたのか。混乱を来す方も多く、また、様々な考察が出てきました。
さて、宇宙人云々は、結局、お嬢の母親のお芝居だったわけですが、
終わりよければ・・・? : 黒いネタ手帳
マヤ及び、彼女の乗っていた宇宙船の形が、ナギが昔書いた絵にソックリだったという事実が判明。となると、母がマヤとなって娘の様子を見に来て、ハヤテに後の事を託して、星へと帰っていった・・・となれば一応つじつまが合いそうですけど・・・
これは・・・夢オチ?? - 意味不明な小部屋
ナギの願いが母のいる星に届いて宇宙人のマヤが宇宙船でやってきた。
http://haru.sakurasaku.chu.jp/?eid=635042
そう考えるとロマンチックかも、マヤもナギが描いた宇宙人でしたし。
母がハヤテの夢だけに現れたのは彼にナギを託したのかもしれません。
しかし、宇宙船とマヤがナギの昔の妄想だったってオチが……。
ハヤテのごとく!123話: だらだらYOMIYA
しっかり具現化されてたのは一体どういうことで?
何にしても、全てが紫子さんがした事なんだろうか……。
このあたりは、紫子にナギの願いが届いた、あるいは今回の件は紫子によって行われたお芝居だった、という見方です。
宇宙人マヤの正体はナギの願いが伊澄の力を借りて具現化したものだったのです。
Moon of Samurai ハヤテのごとく! 第123話
んで結局マヤはナギが幼い頃に描いた絵が伊澄の力によって具現化されていたという事なんでしょうか?
http://kokubo6third.blog53.fc2.com/blog-entry-586.html
伊澄がこの件にモロに関わっていたことはとりあえずわかります。
ハヤテのごとく! 第123話「いつか…信じて」感想 : 靖斗HungryBlog
そもそもはナギの妄想の産物であり、伊澄さんの力によって具現化してたようですが。
http://kurubata.blog58.fc2.com/blog-entry-326.html
今回の話の発端は、伊澄さんの八年前の施した術の暴走または呪いの様な無限ループだったと理解してます。
http://blogri.jp/pandab5/entry/1176362042/
伊澄が8年前に施した術が原因であった説です。こちらの方が有力説になります。
光の巫女はもういちど母親に会わせようと友人の願いをかなえる術を使ったものの、ナギの願いは母の冥福の方にあって宇宙船と宇宙人のイラストが実体化してしまった。それは紫子の命日にオートで発動する呪いとなっており、召喚に力を食われる伊澄はスランプに陥っていた――温泉の効能も彼女の馬鹿力の余波。
ハヤテのごとく!123話【いつか…信じて】畑健二郎:360度の方針転換
(中略)
そして、めでたく宇宙人マヤは繰り返される夢幻から解放されてハヤテに礼をいい、伊澄が力を消耗する原因も消滅した。現場に残ったストールは伊澄が術を掛けるとき、紫子ゆかりのものとして依り代に使ったと思われる。昔の絵が伊澄の手に出てきたのも似たようなもの。
この360度の方針転換さんの解釈が、最も正解に近いものだと思います。それでも、
伊澄はナギと紫子姉さまにお話をさせるための術を試して、失敗。
ハヤテのごとく! 第123話「いつか…信じて」感想 : 靖斗HungryBlog
その時に起こった何かがナギを傷つけてしまった。
その何かがマヤの出現? となるとナギは宇宙人恐怖症になってもおかしくはないのですが、
ナギが実際に怖くなったのは暗闇……イマイチ結びつきが分からない。
(中略)
どこからどこまでが必然で、どこからどこまでが偶然なのか、
境界線はイマイチ分かりかねますが、
●幾つかの疑問
http://blogri.jp/pandab5/entry/1176362042/
・伊澄さんの能力の回復についての曖昧な記述と矛盾。
・何故、今(八年後)だったのか?
といった問題点というか不明点も残ります。本当に微妙でかつ難しい。この部分に関しては結構さじを投げたり、触れないで済ませたりする方が多かったです。
今週の話で「マヤ」も宇宙船もがナギが書いた絵で創造された人物だったということになりました。
ハヤテのごとく! 123話感想 「桜の下で」 - tanabeebanatの日記
というように、明らかなことだけ書いておいてほかはスルーとか…。また、
伊澄はこんなナギを見て降霊に挑戦し、そして失敗するんですね。
「ハヤテのごとく!」二人を見守る母の星 - ぷらずまだっしゅ!
バックステージによれば、それがトラウマとなって伊澄が能力を失っていたわけではないらしいですが、伊澄の能力は紫子の死と何か関係が?
というように、121話で明かされた伊澄のトラウマと能力喪失は関係ない、というバックステージでの畑発言を受けての疑問も出ています。このあたりは正直まとめきれるものではないですね。こんなカオスまとめてられない
説明不足だったのか?
前述のように、この下田温泉シリーズの核という部分で諸説入り乱れるという状態になってしまった、という意味で、今回の話は説明不足であると考えます。
BSによると、暫定アニメ版の最終回とのことですが、読後の気持ちを表わすとしたら、上手くまとめたなぁ…と感心したのが半分、説明不足だなぁ…と感じたのが半分、といったところでしょうか。
http://d.hatena.ne.jp/amnk1t/20070411/1176305709
(中略)
あえて苦言をいうなら…この作品は、他の作品と違って読者層が非常に広い作品です。
下は小学生から上はおっさん一歩手前まで、年齢差にして20歳〜30歳は離れてたりします。
我々大人に分かることでも子供には理解できないことは数多くあります。また、子供が分かっても我々大人には分からないこともあります。
読者層がこれほど広まってしまった今、やはりある程度の説明は必要だったと思います。たとえそれが我々大人には分かりきったことでも。
http://d.hatena.ne.jp/amnk1t/さんのこのコメントがそれを端的に示していると思います。
八年前のこととかに対する伊澄の心情関連が今回で決着ついてしまったというならば、説明不足だと思います。だって私、さっぱりわかんないですから。
http://kurubata.blog58.fc2.com/blog-entry-329.html
でも、今回で決着ついていないというならば、むしろ説明過剰な気がする。BSで「伊澄はトラウマだと思い込んでる」とかはいらなかった。
というのもまた真である…という気もしますが、やっぱり今週はわかりにくいと思うんですよね。
僕としてはこれくらいの「なんとなく分かる感じ」の方が
畑先生バックステージ
良いかな〜と思ったりするのですが、どんなもんでしょう?
と畑先生は書いていますが、「なんとなくもわからない」人も結構いたのではないかと思います。
ハヤテとナギの思い
ハヤテとナギの間には「爆弾」が存在するのは周知の事実です。念のため確認すると、爆弾とは「1話で生じたナギとハヤテの間の誤解」のことです。ハヤテが誘拐するつもりで放った言葉をナギが愛の告白だと勘違いした、ってことですね〜。そしてそのことを当事者同士は知らない。というのがいわゆる「爆弾」なわけですが、今週のナギのモノローグは、その爆弾の無効化が計られた、と見てもおかしくないものでした。
これは二人の間にある誤解はもはや関係ありません。ハヤテが自分のことをどう思っているかに関係なくハヤテが好きだと言っているコマです。
「ハヤテのごとく!」二人を見守る母の星 - ぷらずまだっしゅ!
執事も主も勘違いも何も無く、一人の女として、一人の男を好きになった。
ナギはハヤテに愛されていると勘違いしているから恋をしているわけではなく、自分がハヤテを好きなんだとはっきり認めた。つまり爆弾が炸裂しても一悶着はあるだろうけれど無意味になった。爆弾はなくなりました。
ハヤテのごとく! 123話感想 「桜の下で」 - tanabeebanatの日記
このように、ハヤテ考察の第一人者・tanabeebanatの日記さんは「爆弾はなくなった」と宣言しました。
あと、これをナギが聞いてたことでで、今は爆弾爆発は完全に無くなった。
長かった、、、122話感想。 - colorless無色の日記
まあ、、それはまだまだ先のことになるハズ。
しかしこれで爆弾は無くなったかというとどうだろうなー。あんまりあからさまにそれっぽくされると逆にそうじゃないように見える。
http://kurubata.blog58.fc2.com/blog-entry-329.html
まだ爆弾炸裂は先、という意見もありますが、すでにナギはきっかけはどうあれ、「ハヤテのことが好きだ」と紫子に向かって宣言したわけで、爆弾は無効化されたと僕も思います。
このナギのモノローグは大変いいモノローグだと思いますが、これに関してはすばらしい考察が。少し長いですけど引用します。ぜひ引用元にあたっていただきたいです。
そう、一一八話、ナギが目覚めた時のアレと完全に対になってるのだーと今頃気づいた私は反省して単行本五回読み直してきます
http://kurubata.blog58.fc2.com/blog-entry-329.html
(中略)
「まぁあの母の事だから見落としが多そうだけど…」というのはつまり、ナギが誘拐されたり殺し屋さん達に命を狙われたりすることが未だに尽きないということを皮肉ってるというか、そんな感じですよね。
ナギは本来、命を失いやすい状況にいる。でも、「自分が死ぬことはできない」
何故か? 言うまでもありませんね。
母がいくら見落としても、どれだけ危険な状況になっても、ハヤテが助けてくれるからです。自分が勝手に列車の外に出たことで殺し屋さんたちに捕まりそうになっても、自分が勝手にUFOに乗り込んだことで帰ってこれなくなれそうになっても、ハヤテが助けてくれる。
だから、「しばらくそちらへは行けそうもない」んですよ。
ハヤテに対する無尽蔵の信頼。この独白が示しているのはそれなんです。
うおー、ゾクゾクする〜。っていうか、普通に対になっていることに気づかなかった僕ももう10回くらい単行本とサンデー読み直してきます。
ナギの描写は本当にすごいものでしたが、一方の主人公はどうでしょう。紫子の墓前で「お嬢さまは…僕が一生守っていきますから。」とハヤテは誓いました。
その言葉に秘められた真意が掴めません。
「ハヤテのごとく!」二人を見守る母の星 - ぷらずまだっしゅ!
どれくらいの強い意志でこの言葉を放っているのか。
一生、という言葉をどう捉えるべきなのか。
さらりと「ナギを一生守る」発言が出たのにスパイラルの「俺はあいつの安全を未来まで守る必要があるんだ」発言を思い出した。自分の言葉の意味がどれだけ分かっているのやら。
ハヤテのごとく!123話【いつか…信じて】畑健二郎:360度の方針転換
墓前にてこれからのことを語るハヤテ。本人は親代わりのつもりで言ったのでしょうが、口に出しているところだけ聞けば立派な告白です。お嬢さんをくださいみたいな。
Stardust Revolution!!(旧星の海へ行こう!) ハヤテのごとく!123話「いつか…信じて」感想
結局ハヤテの「大事な人」という言葉がどんな感情に起因するのかわからないな。それはこれからのハヤテの行動から判断か。今のところは、ホントに人としての大事な人なんだろう。少なくとも女性としてと言う風には見えないし。
http://zero2.blog52.fc2.com/blog-entry-914.html
前回あった否定的な見解はなくなりました。とはいえ、ハヤテの真意がつかめないので、そこを今後のハヤテの行動で判断していく、ということになるでしょう。
伊豆下田隕石温泉シリーズを総括する
伊豆下田隕石温泉シリーズは、開始から数えて実に12回目でようやく終了となりました。ということで、各サイトさんで今シリーズの総括がなされました。
結局喧嘩もしたけど、ハヤテとナギの絆を深めることとなり終了といったところでしょう。
MOON CHRONICLE
そういう意味ではナギの家族関係や境遇を知るというよりはナギとハヤテの関係性をより強めるという意味合いの方が強かった気がします。
http://kokubo6third.blog53.fc2.com/blog-entry-586.html
途中グダグダな展開にもなりましたがそんなのはもうどうでもいいや…
http://haru.sakurasaku.chu.jp/?eid=635042
本当に色々なことがあった下田温泉編の最高のエピローグになりました。
宇宙人が出てきたりなんやらでグダグダにならないか途中非常に心配になりましたが、終わってみればなんとも見事に。
万事屋あんごるも |ハヤテのごとく!第123話--
久しぶりにちらっと登場の帝がなにやら怪しい雰囲気ですが・・・。
下田温泉編の総評ですが、かなり綺麗にまとまったと言えるでしょう。正直、中盤辺りからキャラクターが逐次投入されていった上に宇宙人まで出てきたものだからグダグダに終わる恐れもありました。しかし前々回から三話分を消費して、それまでの流れを強引に断ち切ることなく一つに収束できたのは良かった。
Moon of Samurai ハヤテのごとく! 第123話
グダグダになりかけましたが、今回の隕石温泉編は綺麗に締まりましたね。
「ハヤテのごとく!」二人を見守る母の星 - ぷらずまだっしゅ!
(中略)
という訳で、何だかんだで綺麗に締まった隕石温泉編。
でも、今回の花見や宇宙船の暴走を考えても、虎鉄や生徒会勢は来なかった方がまとまったような…。というか生徒会3人はせっかく来たんだからもっとしっかり素肌を晒すべきだったと思うんだ!
ということで、
- ハヤテとナギの関係が深まった。
- gdgdになりかけたが、きれいにまとまった
というのがこのシリーズの総括となりそうです。ってか、このシリーズの中で西沢ENDまで入っているわけで、ほんと詰め込まれたシリーズであったと思います。
122話は個人的には否定的な印象で一杯だったのですが、123話を見て驚愕しました。続けて読むと見事なまでに話が美しく纏まっています。やっぱり敬愛する作品に関しては細切れで評価するのではなくてちゃんとオチまで読まないと安易に批評するのは創作者に失礼だなあと強く思いました。それにしても、畑先生が「ちゃんと最後はうまく纏めるよ」的なことをBSで仰っていたのが本当にそうだったなぁと己の読みの浅さを恥じ入るばかりです(汗)
123話感想 畑健二郎というクリエイターを侮っていました - 架空の杜
架空の杜さんでのコメント通り、122話の段階で評価するのはやはり早まった行為だった、ということにはなるでしょう。とはいえ、個人的には先週のハヤテのセリフには納得いかないなあ…という感想を相変わらず持っています。
まとめ
- 旅行の目的は墓参りだった!けど、温泉でナイスバデーになりたいんじゃなかったっけ?
- ヒナギクと西沢さんの怪しい関係…これもしかして禁則?
- ヒナギクの胸を揉んでたのは朝風理沙
- ヒナギク中心に百合説強し。
- ハヤテとナギの爆弾はなくなったか、残っているとしてもナギのハヤテに対する感情は変わらないだろう。
- ハヤテの真意は未だわからず。今後の行動次第か?
- シリーズ全12回を通して、gdgdになりそうになりながらもきれいにまとまったことは評価。
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