明日はきっと。

本やマンガのレビューなど。

マンガ感想のまとめに需要はあるのか?

とりあえず感想まとめに関するここ最近考えていたことをつらつらと。

いわゆる「まとめサイト」にはアクセスが集まる

いわゆる「まとめサイト」=2ちゃんねるのスレをまとめているサイトの多くは、膨大なアクセスを集めています。すなわち、「需要がある」。2chスレまとめは、自分が普段見ない板や、2chを全然見ていない人が2chの「おもしろい」スレに簡単に触れることができます。2ch自体毎日膨大なアクセスを集めているし、その中で「おもしろい」スレを簡単に読むことができるため、需要が発生しやすいと考えています。
需要が発生する=アクセスが集まると言い換えることができます。

一方、マンガ感想のまとめは…

あまり数があるわけではないですが、それほど多くのアクセスを集めているとは言い難いと思われます。うちに限って言えば、ハヤテブログですがハヤテネタより絶望先生ネタの方がよっぽどアクセスを得やすいですし、感想まとめ自体、アクセス数は行って500くらいです。
また、ニュースサイトに紹介されることがほとんどない*1です。すなわち、2chスレまとめに比べて、ニュースサイトに紹介されにくい=需要があるとは考えられていないと考えることができます。
需要があるとは考えられていない=アクセスを得にくいと言い換えるとよりわかりやすいでしょうか。

一方、このブログでは「まとめ楽しみにしています!」という声が多いです

アクセスにつながりにくい、ニュースサイトに紹介されるような「受ける」コンテンツとは言えない感想のまとめですが、主に感想の書き手を中心に感想のまとめを楽しみにしているように見受けられます。これは、

  • 多数ある感想をある程度まとめて見ることができる(=巡回の手間が省ける)
  • ある程度まとめて見ることができるので、意見の集約や感想の書き手による当該話の評価を得やすい

等、原作読者以上に感想の書き手にとって気になる要素が感想まとめにはあるということではないかと思います。また、感想の書き手ならではの要素として、

  • 自分が書いた感想が紹介されているかどうかが気になる
  • 自分の感想がどういうポイントに使われているのか、どういうコメントが入っているかが気になる

という点もあるのではないでしょうか。そういった点が、「感想の書き手」が主要閲覧者層となり、まとめをする側に需要を感じさせる要素となっているのではないかと考えられます*2

つまりマンガ感想のまとめには、需要はあるもののそれは限定的なものである。

よって、2chスレまとめサイトのようなアクセスは期待できません。従って、まとめを続けて行くには、何よりもまとめをする側のモチベーションが不可欠であると言えます。

で、最終的に何が言いたいのかというと

  • 手間の割りには対価が少ないです。
  • 最近はいろいろあってモチベーションが低下してます。
  • それでも続ける意義は感じています。たぶんやめません。
  • 今はモチベーションの底にいるので、まとめのうpを待っている方は生暖かい目で見守っていてください。

*1:うちのまとめはミルトさん以外から捕捉されたことがほとんどないです。あ、id:yas-toroさんに一度だけ紹介されたかな?

*2:まあ、まとめをしている本人に「需要ないよー」なんて言うのはそう簡単にできることではないでしょうが…。