小説版ハヤテのごとく!「春休みの白皇学院に、幻の三千院ナギを見た byハヤテ」感想:これは地雷。
ハヤテのごとく!―Hayate the combat butler 春休みの白皇学院に、幻の三千院ナギを見た by ハヤテ (ガガガ文庫)
- 作者: 築地俊彦,畑健二郎
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2007/05/24
- メディア: 文庫
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とりあえず挿絵の出来はすばらしい。
いい加減休んだらどうかと畑先生に提案したいぐらいです。p31のヒナギクは神。
オープニング
執事とは
で序章が始まりますが、この執事の説明よりはアニメで若本御大の言う執事のほうがハヤテ的でいいなあと思います。
ハヤテがナギを呼ぶ時の漢字とひらがなの違い
些細なことですが、ハヤテがナギを呼ぶとき、原作では「お嬢さま」なんですよね。小説版では「お嬢様」。プロが、原作コミックをノベライズするわけで、他のキャラのディテールもかなり原作よりな中、なぜメインヒロインの呼び方だけ違うのか小一時間以上問いつめたい。プロでしょう?文字にもっとこだわりを持っていいと思います。音は一緒ですが、同じ活字媒体なのに、校閲段階で発見できるレベルなのに…と思ってしまいます。まあ畑先生にこだわりがないのかもしれませんが。
なんか無理矢理ヒナギクと西沢さんを絡めようとしている気がしてならない
今週の本誌で動画研究部の部室が破壊されたことが明かされたので、てっきりそれがオチなのかと思ったらだかだか1章。その後の展開も、なんとか西沢さんを出そうとして作り出された感じがしました。まあ、そういう方向に持って行くキャラとしては合っていると思うので齟齬はないんですが。あと、綾崎ハーマイオニーも無理矢理感を覚えます。なんだか人気のあるキャラはとにかく出そうとしたのかな〜と。さらに、シスターがワタルのレンタルビデオ供給を止めたって…そこまでできるキャラクタかそれ?と。
一番納得いかないのが、ラスト付近でヒナギクが悩みが軽くなった気がしていることですか。本編ではまだ悩んでるみたいですけど。ってか、西沢さんとヒナギクの対話をやるならちゃんと本誌で…と心の底から思いました。
ネガティブ感想しか出てこないので。
いや、雪路とヒナギクの会話とか、普通にこれ僕これやってるし、とか思ってしまって。これが正直本編に組み込まれるのかと思うとなんだか複雑な気持ちになります。id:tanabeebanatさんのおっしゃるように、「ハヤテのごとく!」は他メディアを取り込める恐ろしい構造の物語だと思いますが、こういうのが組み込まれるのか…と思うとちょっとなあ…と思います。ifの世界としてならまだしも…ってね。
まとめ
- あー、これ地雷。
追記
p235の挿絵の伊澄の発言なんですが
これおみあげです
ちょwww畑先生wwwwおみあげってwwwwwwww
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http://aonashi.sakura.ne.jp/ 小説のまとめは…レビューの本数が少ないからできそうな気もしますけど、まあ暇だったら。
覚え書きオブジイヤー そうか!イラスト集だと考えればいいのか!!目から鱗ですw
現実、時々理想。
ヒナギクさんちの晩ご飯 本当はモチベーションがあがるエントリにしたかったです。