ハヤテのごとく！第150話：ハヤテのごとく！はどこへ行くの？
ついに150回目を迎えたハヤテのごとく！「山に来るとつい気が迷う…第150話『迷うから迷子。オレは人生で迷子。たーすーけーてー…』」の感想を書こうと思いますが、この高尾山シリーズは山好きにケンカを売っているとしか思えません。いくらギャグマンガとはいえちょっと勘弁してほしいところです。
愛歌さんの持つ飛行石。そして「おじいさま」
146話*1で出てきた生徒会副会長・霞愛歌さんの飛行石を持っている設定がなんとここで登場。珍しいと思ったら、次のコマで意味ありげにこんな思考。
愛歌さんの思い浮かべた「おじいさま」。ハヤテの持つ飛行石は、ナギの祖父・三千院帝が渡したものでした。一方の愛歌さんの持つ飛行石は出所不明です。しかし、愛歌さんは三千院家の親戚である愛沢家の親戚。言い換えると三千院家の親戚であります。遠いけど。つまり、帝とつながりがあったとしてもまあおかしくありません。ということで、
- 愛歌さんの言う「おじいさま」＝三千院帝説
が一つ思い浮かびます。しかし、証拠は少ないし短絡的すぎるきらいもあるのであまりイチオシはできません。もう一つ考えてみましょうか。いずれ愛沢家とのつながりからいっても三千院家とのつながりはあると考えるべきです。ということで
- 愛歌さんの「おじいさま」は帝のお友達で、帝→おじいさま→愛歌さんの順にわたった
- 帝と愛歌さんの「おじいさま」は二人で飛行石を集めていて、その一つを愛歌さんが譲り受けた
- 飛行石は「おじいさま」の遺品
などの説を考えることができます。まあ現状でこれ以上考えるのは無駄なのでここまでにしましょうか。いずれにせよ、飛行石がらみの設定が徐々に明らかになっていくというのは間違いなさそうです。
ところで愛歌さんは迷子になった理由を自分の飛行石のせいだと考えているようです
いや鷺ノ宮伊澄という迷子の天才がいるので…とワタルは考えているのでした。
いつもの迷子だって…
この「いつもの」という部分を太字にするか傍点を打てばもっとおもしろかったかも、と思った僕は、要するに新本格大好きです。
ってかハヤテ×東宮も出てきたかも？
なんつーか…本当にハヤテは節操がありません。
そしてワタルは愛歌さんフラグを立てた。
朝立ち読みしたあと、勤務時間までの時間に呟いたついったーでの僕の発言
今週のハヤテ。ワタル×愛歌さんってマジかよ…それは考えたこともなかったぜ。
正直驚いた。まさかそういうフラグで来るのかと。
確かに水分はハイキングといえども重要です。でも相手は高校生の女の子。自分が口を付けたペットボトルをそのまま渡して自分は気づかず、もらった相手はオロオロってこれなんてエロゲ？これぞまさに超の字がつくベタ展開です。
腹黒設定がある愛歌さんですので恋愛展開はないと思っていましたが、ワタル相手にフラグを成立させる畑先生は、フラグ立てたがり症候群ですね？
ハヤテ周りのフラグはすでに片手では足りない量ですが、ワタルも徐々にその域に近づいてきました。正直言って数少ない男性キャラにフラグ立ちまくり状態ってつらいです。畑先生はどこを目指しているのでしょうか？設定広げすぎじゃね？
いずれこの愛歌さんはかわいかった。
かわいいよ愛歌さん。
バックステージに少しだけ。
常に打切りという言葉が付きまとう新人漫画家の初の週刊連載。
この三年間、浮かれたような文章は書いていても
浮かれていい状況になった事など一日だってない。
そうでなければ、とっくの昔に一週くらい休載して
タヒチでもハイキングでも、好きな所に行っている。
畑先生の浮かれた文章はポーズだったということで。
いやでも3年。たまには休んだっていいと思うんですけどね。ほぼ毎週掲載が義務づけられたジャンプじゃないし。
*1:「Distance〜遠くても」
