今週のTo LOVEる:西連寺春菜―恋心と友情の狭間で
明日はきっと。はTo LOVEるの西連寺春菜ちゃんの恋を応援しています!
ということで、今週は当初買う予定のなかったジャンプでしたが、これを見たら買わずにはいられませんでした。
春菜ちゃんがついに、リトへの思いを口にした!まあリトに向かって言ったわけではないですが、モノローグでさえ滅多にこういうはっきりしたセリフが出てくるわけではない春菜ちゃんですので、うおおおおおおお。
今週はお静ちゃんがお節介をすることで、春菜ちゃんの心情が浮き彫りにされた回でした。
以前のお静ちゃんが間違って春菜ちゃんに憑依してしまったときに、お静ちゃんは春菜ちゃんの気持ちを知ってしまったのでした!ということをあっさり冒頭で明らかにして、お静ちゃんはお節介にも春菜ちゃんの恋を応援しようとするのでした。で憑依してトラブルを巻き起こす、というのはありがちな展開でしたが、今回はそれが目的ではなく。
おまwwwねーよwwwwwwwなんかぶっ飛んでるぞおいwwwwwwww
まあ、これまでなかなか進展する要素のなかった2人ですから、このぐらい大胆なことは必要なのかなとも思います。
西連寺春菜―恋心と友情の狭間で
お静ちゃんは春菜ちゃんの前にリトを連れてきて、「告白してくださいねっ!!」という鬼振りをし。そしてリトを目前にして春菜ちゃんは告白できませんでした。それは、頭によぎるララの顔。自分はリトのことが好き。でも、大切な友達*1であるララもリトのことが好き。そして、友達であるララを応援したい自分もいる。
「友達の好きな人を好きになった」―――よくある話です。たとえとして例を挙げれば、ネギま!の宮崎のどか&綾瀬夕映みたいな。To LOVEるにおいては、もともとリトは春菜ちゃんのことを好きで、春菜ちゃんもリトのことが好きで、でもお互い言い出せないしお互いの気持ちに気づいていない状態のところにララが入ってきたという構図なので、単純にこの「友達の好きな人を好きになった」という状態と同じと言うことはできません。でも。この春菜ちゃんの独白はその状態にとても近い。「応援したい私もいる」、この言葉が象徴しています。だからこそ、告白できる状態でありながらも春菜ちゃんはリトに告白することができなかった。
告白できない理由にはもう一つあるのではないでしょうか?春菜ちゃんはララがリトのことを好きだと知っているけれども、ララは春菜ちゃんがリトのことを好きだと知らない。ここで春菜ちゃんがリトに告白したとして、その結果にかかわらずララがどう思うか、そしてララとの友情はその後も成立するのか。春菜ちゃんが(無意識だとしても)気にしているのはきっとこの部分。ララの性格的に、おそらくだからどうしたってことになる可能性が高いでしょうが、そうでない可能性もあるわけですし*2。そういった要素が最後
この言葉なんだと思いました。
今週は春菜ちゃん好きにとってははずせないキーポイント。
おそらくそうだろうとみんなが思っていたことが、春菜ちゃんの言葉で明らかにされた回。これからのTo LOVEるにおけるラブコメの進展を考えていく上でも、今回は重要な回だったのではないでしょうか。
それにしても、リトの鈍感さと空気読めないっぷりはさすが。
これぞラブコメ主人公。